2007年05月23日
・田中前知事 民主党から出馬か

**毎日新聞 2007年5月23日
参院選:田中康夫氏に比例出馬を打診…鳩山民主党幹事長
民主党の鳩山由紀夫幹事長は22日夜、新党日本の田中康夫代表と会談し、夏の参院選比例代表への民主党からの立候補を打診した。
インターネットテレビの番組で明らかにした。田中氏は態度を明確にしなかったという。
田中氏は06年8月、3選を目指した長野県知事選で落選。
国政への転身が取りざたされており、関係者によると、新党日本からの参院選出馬や衆院選立候補の可能性も検討しているという。
比例での出馬では長野県がどうのこうのということはないが、未だに県下での影響力は大きいので、今後の成り行きが注目されます。
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**民主党内部情報
小沢代表に近い筋によると、今回の件は、以前から小沢代表が田中氏に民主党と一緒にやらないかと持ちかけている話の延長であって、鳩山幹事長が誤解を与えるような発言をしたにすぎないとのこと。
参議院選にむけて田中氏の腹がすでに決まっているということではないようです。
この報道で、民主党内もざわついているとのこと。
2007年05月23日
・温暖化対策に原発推進

日本政府は、温室効果ガスの削減に向けて、各国に原子力エネルギーを普及させるための指針策定を来年のサミットで目指す方針です。
国際的な指針に基づく原発の建設推進で目標達成への道筋をつけ、2013年以降の温暖化対策の枠組みを構築するとしている。
すでに、日米両政府は「原子力エネルギー共同行動計画」を発表し、両国の原発メーカーが進出する第三国の核不拡散体制の強化を明記している。
**温室効果ガスの削減
政府は、6月にドイツで開かれるサミットで、2050年までに世界の温室効果ガス排出量を半減させる長期目標を提案する方針を固めている。
しかし、来年に迫った京都議定書の規制開始を前にして、日本の排出量は削減どころか逆に8.1%増加してしまっている。
国際的な原発推進の動きに、排出削減に決めてを持たない日本が積極的になるのは当然の成り行きです。
ところが、現状の温暖化防止目標達成のための計画では、原発の稼働率を87-88%と現実からかけ離れた高い値を設定している。
原発の稼働率は過去三年間、70%前後で推移しているように、計画されている高稼働率は過去に一度も達成されたことがない「目標値」に過ぎない。
安倍首相は2013年以降の温暖化防止の取り組みを「日本が積極的なリーダーシップを発揮していきたい」としているが、
目前に迫った京都議定書の目標達成が危うい状況では、諸外国の理解を得られる状態ではない。