2007年09月20日

・飲酒運転撲滅には酒気帯びの廃止

飲酒運転の罰則が厳しくなりましたが、それでも飲酒運転はなくなりません。

飲酒運転がなくならない理由の一つに「酒気帯び」というグレーゾーンの存在があります。
酒を飲んでいても、呼気に含まれるアルコールが規定を下回れば検挙されなかったり減刑されてしまう。


飲酒運転は「故意犯罪」なのだから、減刑のための区分は原則として取り払うべきだと思います。
減刑は、飲酒によらないアルコール摂取で本人が気がつかなかった場合などに限定しても良い。
例えば、知らずにウィスキーボンボンを食べてしまった場合とか。


飲酒運転をする人のモラルの問題だとする意見もあるようですが、教育者でさえ飲酒運転が頻発する現状を考えると、本人の意識に任せて改善するとは思えません。
飲酒運転の小学校教頭逮捕/福岡
飲酒運転で当て逃げしたのが小学校の教頭先生・・・。


少なくとも、飲酒運転で検挙されたら運転免許が完全に失効するように法改正してもらいたい。
モラルのないダライバーには運転させないのが一番ですから。  
Posted by komachan at 07:46Comments(0)社会問題

2007年09月19日

・駒ヶ根市職員の職務怠慢


長野県警の防犯メールが話題となりましたが、駒ヶ根市にも市民向けのお知らせメール配信があります。

「こまちゃんメール」と言いますが、こちらも長野県警ほどではありませんが、ずさんな内容で送られてくることがあります。

9月14日発行のこまちゃんメール No.70、【おしらせ】にあった『■■地域づくり団体と行政機関との意見交換会開催■■』


地域づくりネットワーク長野県協議会上伊那支部主催「地域づくり団体と行政機関との意見交換会」が開催されます。
〈日時〉9月15日(土) 午後1時30分~4時
〈場所〉伊那合同庁舎 5階 講堂
〈申込〉上伊那地方事務所地域政策課企画振興係 ℡0265766801
〈問合先〉企画財政課 ℡0265832111 内線241
詳しくはこちら↓
http://www.city.komagane.nagano.jp/cgi-bin/form-open.cgi?kgb0101&20070828114047


開催の前日にお知らせするのもギリギリセーフなのかなと思ったら、申し込みの締め切りは9月3日!
上伊那地方事務所は8月9日付けで案内を出している。
一ヶ月も前に発行された、締め切りから10日も経過している行事をメールで配信してなんになるのか。


駒ヶ根市の企画財政課は、たるんでいるとしか言いようがない。  
Posted by komachan at 07:40Comments(0)長野県政

2007年09月18日

・テロとの戦いは石油利権が目的

イラク戦争が石油利権のためだったことがアメリカ政府要人によって暴露されました。

18年間にわたって世界経済のかじ取りを担ったグリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長(81)が17日刊行の回顧録で、2003年春の米軍によるイラク開戦の動機は石油利権だったと暴露し、ブッシュ政権を慌てさせています。


米メディアによると、前議長は「イラク戦争はおおむね、石油をめぐるものだった。だが悲しいかな、この誰もが知っている事実を認めることは政治的に不都合なのだ」と断言しているという。

ブッシュ政権は、当時のフセイン政権による大量破壊兵器計画阻止を大義名分に開戦に踏み切ったが、同兵器は存在しなかったことが後に判明。


「石油資源確保が真の目的だった」とする見方は根強く語られてきたが、グリーンスパン氏が裏づけを延べたことで確信に変わりました。


日本の自民党が「テロとの戦い」に自衛隊を海外派遣した実態が、アメリカの石油利権獲得に手を貸すためだったことは、テロ特措法や代替新案の必要性を根源から覆してしまいました。  
Posted by komachan at 07:43Comments(0)政治一般

2007年09月17日

・伊南の5万人が出産難民に

駒ヶ根市内ではこどもを産めないことが確定しました。

昭和伊南総合病院では来年四月から分娩が受け付けられません。

同病院のエリアである伊南地域5万人が出産難民となります。

昭和伊南総合病院:来年度から分娩休止 駒ケ根市会、医師確保請願を採択 /長野


今月5日、同病院の院長が市民が開いた学習会で現状の説明をしましたが、自分の責任を棚上げにするために国策の批判が目立ちました。

出産医療政策が間違っていたことには異論はありませんが、それに対処するために院長達がベストを尽くしてきたかどうかには疑問があります。


昭和伊南総合病院は、上伊那地域の中核病院として長く機能してきた経緯があります。

しかし、医療を取り巻く問題に対する先見性を失って、救急医療指定を外されるなど、病院関係者の運営能力の不足が顕著になっていました。


その上、伊那中央病院(伊那市)ができたことで、上伊那の中核医療施設としての座を返上し、単なる連携病院に格下げされてしまいました。

連携強化病院となった伊那中央病医院は、エリア外の昭和伊南の分まで出産を受け入れなくてはならず、共倒れになる危険性も出ています。


しかし、昭和伊南の千葉院長は地域の助産院への援助を断り、できる限りの手段を尽くす対応とは程遠い。

先日の学習会で駒ヶ根市内の助産院経営者が、開院以来10年以上も昭和伊南から阻害されてきた苦労を吐露しました。

信州大学の威光を背景にした「学問としての医療」のプライドが、市民のための医療を妨害しているように見えました。


昭和伊南を運営する中原・駒ヶ根市長の責任は最も重い。

市民の福祉の出発点である出産医療をないがしろにしてきた愚作は、根本的な原因から追究されるべきです。

議会、マスコミの役割に期待します。  
Posted by komachan at 08:47Comments(0)市政

2007年09月16日

・体罰してもスーパーティーチャー

京都市立洛陽工業高校HPより
体罰を繰り返し、市教委から厳重注意を受けていた教師が、スーパーティーチャーとして認証されていました。

京都市教育委員会によると、市立洛陽工業高の男性教諭(52) は生徒への体罰を繰り返し、同委員会から再三厳重注意を受けていたが、優れた指導力を持つ「スーパーティーチャー」として認証していました。


男性教諭は1982年に採用され、93年に洛陽工業高に異動した。男子バレーボール部監督として計10度の全国大会に出場、2001年3月の全国選抜大会で3位入賞を果たした。

市教委はバレー部での指導力を評価し、2005年9月に導入した「スーパーティーチャー」に認証した。


 一方で、2000年6月から昨年8月まで生徒指導や部活動中に生徒へ体罰を起こし市教委から3回の厳重注意を受けていた。
今年2月に市教委へ匿名の通報があり、4度目の体罰が発覚した。
男性教諭は体罰を認めたが体調不良を理由に3月から病気休暇に入り、「一身上の都合」を理由に、9月20日付の退職届を提出した。
市教委は受理して、退職金約1500万円を支払う方針という。


市教委教職員人事課の清水稔之課長は「体罰を見逃していたわけではない。 復帰後に懲戒処分を検討する予定だったが、事情が聴けないまま退職届が提出されたので認証を外せなかった」と話している。


市教委の言うところの「体罰を抜きにすれば、指導力は卓越しており、スーパーティーチャーにしたのは問題ない」が、すべてを物語っていますね。
市教委指導主事らが面接してスーパーティーチャーにしているのだから、懲戒処分の常連であることを黙認してでも認証したかった。


認証した責任を追及されると困るから、入院させて病人として保護している間に退職金を支払って闇に葬ってしまう。
子供の教育を任せるにふさわしくない人物が京都市教育委員会にはいるようです。  
Posted by komachan at 08:52Comments(0)社会問題

2007年09月15日

・不審者は女装した和田アキ子!?

不審な女装した男は和田アキ子に似てた。

長野県警が防犯情報配信システム「ライポくん安心メール」で、不審者を歌手の和田アキ子(57)に例えた防犯メールを送信していました。

今月3日に配信したメールの中で、ワンピースを着て下半身を露出していた不審者の男性を「和田アキ子風の黒色短髪」と表現したが、指摘を受け「適切な表現ではなかった」とするおわびのメールをもらいました。

和田が所属するホリプロでは「特にコメントすることはない」。


今回の件で、「ライポくん安心メール」の認知が広まったと思うので、災い転じて福となす。

  ●「ライポくん安心メール」の運用について

不審者情報(事件)
8月31日午後8時25分頃、上伊那郡箕輪町大字中箕輪地籍において、女子高校生が徒歩で下校途中、女装した男が下半身を露出する事案がありました。男の特徴は、年齢30代後半、身長165cm位、和田アキ子風の黒色短髪、赤白のボーダーワンピースです。事案発生時は大声を出し、近くの家やお店、通行している人に助けを求める等し、すぐ警察に110番通報しましょう。

お詫び
8月31日の不審者情報で、不審者の特徴を表現するにあたり、その特徴を知っていただくために特定の人物名を挙げてしまいましたことについて、適切な表現ではありませんでしたのでここに訂正してお詫びを申しあげます。今後は、表現には十分注意を払ったメール配信をしてまいります。
  
Posted by komachan at 07:37Comments(0)社会問題

2007年09月14日

・新しい信濃の国の多難な前途


長野県下に地方政治組織として産声を上げた「新しい信濃の国」が勉強会を開きました。

滋賀県で、改革派の知事を当選させ、さらに県議会議員をも保守派の過半数割れに追い込んだ市民団体の行動を学ぼうというものです。


嘉田・滋賀県知事誕生に導いた「対話の会」代表の寺川氏が講師です。

民放のサンデープロジェクトで製作したドキュメントで推移を把握した後、対話の会の活動と知事選・県議選の要点が説明されました。


行動に裏打ちされた、よく練られた戦術があってこその快挙だと、あらためて感服させられました。

すばらしい候補と優れた軍師の組み合わせが、他に類を見ない改革派知事と県議のセットで県政改革を成し遂げたのだと想います。


会場は満席で、当初用意された席では足らないほどの盛況です。

資料が不足してしまったのは、学習会の運営上は落ち度でした。


また、多方面の組織、会派に呼びかけた『新しい信濃の国』としての勉強会だったはずが、なぜか長野県議会の会派「あおぞら」と共催になっていたのには違和感を強く持ちました。

配られた資料にも、新しい信濃の国の事には触れていない、あおぞら所属の県議単独の活動報告が添えられていて、等しく多くの政治会派が集うにしては、偏りが生じていたと思います。

同じく、長野県議会のトライアル信州の県議も参加されていましたが、活動報告を配るにしても学習会の資料とは別に本人が直接参加者に手渡ししていたのと、配慮の違いを感じました。


「田中前知事の残党の集まり」と揶揄する声がある中、市民の声を汲み取る地に根を張った地方政治組織として自立するためには、田中康夫の呪縛から解き放たれる必要があります。

自民党に籍を置きつつも政策協定が結べれば、誰とでも輪を広げていって成功した滋賀県の「対話の会」を見習うべきです。


新しい信濃の国の立て看板がお披露目されたものの、それ以上に目立つ「あおぞら」が看板の半分占めているようでは、まだ前途は多難だと感じました。  
Posted by komachan at 07:35Comments(0)長野県政

2007年09月13日

・安倍退陣を評価する読売新聞

陸自ヘリに救援物資を積み込む地元消防署員ら(読売新聞)安倍首相の突然の辞任は、一部のマスコミを除いて無責任だと批判の嵐です。

一部のマスコミとは読売新聞のことで、社説を見ても、
 「テロとの戦い」である海自の給油活動継続は、与野党を超えた幅広い合意で決めることが望ましい。小沢代表も、「反対」に固執するのではなく、民主党の立場から、「局面の転換」を図る努力をしてもらいたい。
 仮に、そうした方向に進めば、安倍首相の辞任にも一定の意味があったと言えるかもしれない。

批判とは程遠い。


読売新聞は、安倍政権を支援していると言うよりも軍隊を海外に派遣することを目的にしているように思えます。


台風9号の影響で群馬県南牧村が孤立しているため、自衛隊が災害派遣されたニュース。
読売新聞の見出しは
陸自ヘリ、台風で孤立の群馬・南牧村に食料など運ぶ

陸自のヘリコプターは国民の安全を守るために活躍しているのだとの認識を刷り込むために、災害のニュースであるにもかかわらずタイトルのトップに「陸自ヘリ」を協調したところに顕著です。


さらに、
同地区の斉藤佐千代さん(59)は「自衛隊が来てくれて良かった。早く道路を通れるようにしてくれれば」と話した。

他紙が淡々と自衛隊の災害活動を報道しているのに対して、読売新聞はまたも自衛隊を強調するインタビュー記事として取り上げている。


読売新聞は、はっきりとテロ特赦法の延長を指示している新聞です。(支持どころではなく)

日米首脳会談 世界が望む「テロとの戦い」の継続(9月9日付・読売社説)

所信表明演説 海自の活動継続は国際責任だ(9月11日付・読売社説)


新聞社の政治姿勢を判っていて読むには問題はありませんが、巨人ファンだからとの理由で読売新聞を購読している無防備な読者は、「自衛隊の派遣が世の中のためだから海外へも」との誘導記事にはまる危険性が高い。  
Posted by komachan at 08:04Comments(0)政治一般

2007年09月12日

・安倍首相辞任!!!



安倍首相が辞任しました。

午後2時からの会見では、辞任の理由がピンと来ない。

無責任な敵前逃亡として後世に語り継がれる、わがままな「お坊ちゃま内閣」の終焉とはいえ、あまりにも国民を無視した行いです。


「新たな首相の下で、テロとの戦いを目指すべきと判断した」と言いつつも、新首相が決まるまでのかなりの期間は臨時国会が開店休業。

テロ特措法が大事と言いながら、継続も新法案提出も封じ込めてしまったのでは、あまりにもはちゃめちゃ。


自民党政治の終わりを示しているのだから、新首相となる人は一刻も早く総選挙で国政の出直しを図るべきです。  
Posted by komachan at 23:59Comments(0)政治一般

2007年09月12日

・宮田の兄による弟殺人の影響

駒ケ根署で地検行きの車に乗せられる宮下容疑者(10日午後3時:伊那毎日新聞)駒ヶ根警察署の管内で殺人事件が発生しました。

宮田村の資産家の兄が弟を刺殺したのが8日午後8時35分ごろ。

兄の進八郎容疑者は親から継いだ肥料などを取り扱う会社を経営し、商工会商業部会長、社会教育委員などをこなす村内の名士。


親しい人の話によると、殺された弟の秀啓さんには、ガソリンスタンドやコンビニエンスストアの経営を任せたが、長続きせずうまくいっていなかったという。

 「単純なお金の問題ではない。長年のうっ積や家族間のこともあったはず。しかし、激高する何かがあったんだと思う」(伊那毎日新聞記事より)


さらに、犯人を知る人の話では、離婚した前妻にも床の間に飾ってあった日本刀で切りかかったことがあるとか。

飲食店で激昂して喧嘩しているところも目撃されています。


銭屋という大きな肥料会社の社長さんですが、宮田をはじめ駒ヶ根でも銭屋の指導で稲作をしている農家が多い。

宮田駅前の再開発に地権者として主導的な役割で関わっていたとも伝えられており、地元への影響はかなり大きい。  
Posted by komachan at 08:42Comments(0)社会問題