2009年05月03日
・日本タンポポ化計画2009

都市部ではその傾向が顕著になっているという。
2005年に関西で調査されたデータによると、外来種の比率は6割を超えている。
大阪や兵庫では7割を超えるというから、都市緑地(公園など)では西洋タンポポが大きな顔をしているようです。
一方で、池の土手・林や林縁では在来種が過半数を占め、里山的な環境に在来種が多く分布していることになっている。
里山的な田舎に暮らすものの実感としては、外来種の存在は、関西のデータよりも多いように思えます。
特に、繁殖域の拡大は外来種のほうが早い。
家の周りでも、見る見る在来種が劣勢に立たされてしまっていく。
そこで昨年から、庭(30坪ほど)に限って西洋タンポポをすべて駆除してきました。
この効果は目覚しく、庭に自生するタンポポの9割以上が在来の日本タンポポに変化しました。
両者の繁殖力は大きくは違わないので、ちょっと力を貸してやれば日本タンポポも繁殖力を復活させる。
しかし、庭以外では圧倒的に西洋タンポポばかりが目に付く。
こちらは感覚的に9割以上が外来種だ。