2009年05月08日
・二人産む義務果たした麻生千賀子

こんな発言が国会で飛び出しました。
「産んだのはお前じゃないだろ」と意味もなく突っ込みたくなりますよ。
麻生総理だから、「またか・・・」で済まされてしまうところが情けない。
14兆円を超える巨額の補正予算を、こんな人物が組めるわけがない。
3月のG20財務相・中央銀行総裁会議でGDPの2%出動を約束したからに過ぎません。
はじめに予算枠があって、それを充足させるために各省庁に使い道を考えさせた結果です。
必要な予算を積み上げたものとの違いはあまりに大きい。
それでも国民を喜ばせるバラ蒔き効果はありそうです。
2年間だけ高速道路料金を値下げしたり、一回だけ子育て手当てを支給したり。
あからさまな選挙目当てのバラ蒔きですが、無垢でお人好しの日本国民は怒るどころか喜んで受け入れてしまう。
経済対策だと偽っていますが、本当は多数の有権者を喜ばせるための最小限の投資に知恵を使った産物です。
休日だけ1000円乗り放題よりも、物流や渋滞緩和を考えれば終日であってしかるべき。
自民党への投票増との比較で、平日に恩恵を受ける利用者に対するコストパフォーマンスが低いからという分析がされているのだと思う。
麻生政権の予算組みは、徹底的に分析された選挙対策です。
選挙目的の予算組みに経済対策の装いをさせているだけ。
国会で民主党が暴けるかどうかが、総選挙の優劣を決めると思います。