2008年10月11日

・政治不振は政治家がずるいから

駒ヶ根高原の紅葉 駒ヶ根観光協会HPより子育て支援に取り組まれている事業所の方とお話しする機会がありました。

福祉や教育予算が切り捨てられて一番困っているのは、次代を担う子どもたちを育てている若い世代だと思っていました。

政治に関心が薄い若者でも、自分たちの生活に直結する問題なら何らかの意思表示があってもいいのではないかと思います。


ところが、ごく一部の政治に関心が高い層を除くと、大部分の若い世代の親たちは、「自民党も民主党も良くわからない。誰がやっても変わらない」と投げやりな無関心だというのです。

これでは、結果として自分の首を絞めていることになってしまう。


一方で、「政権交代のためには民主党を勝たせなければ」との思いが示されると、引いてしまうのは当然です。

自民党と民主党は似て非なるもの、違うがあるといわれてもほとんど目立たない程度のものでしかない、という無関心層の言い分もわかる。

民主党の前原氏などは自民党にいるべきだろうと思わせる代表格ですから、国民の混乱を増幅させている。


政治に関心がない人たちは投票に行かないので、何とかして行かそうとするにはかなりの努力が必要です。

選挙が近いからとあせって働きかけても、徒労に終わることのほうが多い。

市民の問題意識が国を動かす原動力になるとの道筋が見えないのが根本的な原因だと思います。


国会議員が、より国民に理解される政治を目指すと同時に、地方議員や市町村の政治も、住民不在を反省するべきです。

駒ヶ根市のように、新中学校の建設計画があるように思わせておいて、実は作る気がまったくないのでは、市民が疑心暗鬼になってしまう。

ごまかし続けて何とかやり過ごそうとする役人の処世術を、市長としてもやり続けられると思い込んでいる杉本市長には困ったものです。

こういった『ずる賢い』市長の存在が、市民に政治不信を植えつけてしまっている。


身近な政治家の中から、こういった自分勝手を排除していかないと世の中が良くなっていきませんね。

駒ヶ根市では、中原市政を終わらすための捨石として杉本市長が必要だったというのが不幸の始まりなんですが・・・。

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Posted by komachan at 09:59│Comments(0)雑感
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