2007年04月18日
・政治活動へのテロはよそ事ではない

暴力団による政治テロ行為が、いつの時代も絶えることなく発生している原因はどこにあるのでしょうか。
朝のワイドショーでコメンテーターが「警察と暴力団の根っこのところが解決しないとなくならない」と言っていたのが印象的でした。
この女性コメンテーターとは、かつてTV番組制作でご一緒したこともあり、理知的な方と存じていますが、
言葉を慎重に選んでの発言に、事の危険性が滲んでいました。
政治活動に対する暴力は政治家だけに限らず、市民にも及んでいます。
特に選挙の時期になると、顕著に現れます。例えば現職市長の対立候補を支援すると
「お前ら、分かっているな」
「これまでの恩を忘れたのか」
「仕事を干すぞ」
「これから面倒をみてやるから」
と、脅したり、恩の先物取引をちらつかせたり、容赦なく圧力を掛けてきます。
前回の駒ヶ根市長選挙の際も、市長による取引業者への有言の圧力はすさまじかったようです。
当然、配下に置かれている市役所職員への恫喝は、推して知るべしです。
私のところへも、陣営の市議会議員の身内から電話で圧力が掛けられました。
本当に、駒ヶ根市で市民が政治を語ることは、恐怖と直面する可能性が高いです。
その駒ヶ根市長は、暴力団とのつながりがいろいろと噂されていますので、
利用されているのか、相互に利用しあっているのかは分かりませんが、密接な関係にあるようです。
当局の捜査の手も入っているとの噂ですから、市長の裏の顔が暴かれる日が来ることを期待したいと思います。
暴力団と市長の関係はさまざまですが、うまくやっている市長は生き延びて多選し、正義を通した市長が殺害されるのはあまりにも不道理だと思います。
2007年04月18日
・ハイブリッド鉄道車両小海線へ

世界初のハイブリッド鉄道車両がこの夏から、
JR小海線で営業運転を始めることになり、車両が公開されました。
この車両「キハE200形」は、ディーゼルエンジンとバッテリーの力を組み合わせて走る
営業用としては世界で初めてのハイブリッド鉄道車両です。
発進時は電気、30キロ程度になるとエンジンと電気併用で走行。最高時速約100キロまで加速する。
減速時にはモーターを発電機として使い余分なエネルギーを電気に変換、屋根の上の大型バッテリーに蓄える。
蓄えられた電気は、発車する時にモーターを動かすためのエネルギーとして使われるほか、
車内の空調設備を動かすために使用されます。
ディーゼルエンジンを使うのは加速する時だけのため、燃費が10%以上向上するほか、
窒素酸化物などの有害物質の排出が従来より60%ほど削減できるということです。
値段は一両で1億9千万円。シルバーにブルーのデザインは高原のさわやかさをイメージしています。
このハイブリッドディーゼルカーが走るJR小海線は現在はディーゼルカーで運行していますが、
JR東日本では、燃料や騒音を減らすことをめざして、4年前から、ハイブリッド車の導入を検討し、開発を進めてきました。
車両は、5月下旬から小海線で試験運転し夏からは営業運転に入る予定でJR東日本では、
利用者の声を聞きながら、現在東日本管内でおよそ550両走っているディーゼル車を
ハイブリッド車に転換できるかどうか検討したいとしています。
JR東日本では「環境に優しいこの列車は高原を走る小海線にふさわしい。多くの人に乗ってもらいたい」と言っています。
乗用車にもディーゼルエンジンのハイブリッド車が登場してくれるのを期待しています。
ガソリンハイブリッド車より20%以上、燃費が向上するとされるし、燃料にBDFを使えば、究極のエコロジーカーとなるのは必然。
いすゞとトヨタの1300人以上の開発陣に期待しましょう。