2007年08月01日

・赤城農水相の辞任は自民党のため

中日新聞より赤城農水相が更迭されました。

安倍首相に呼び出されて辞表を提出させられたようですから、辞任の形を見せていながら実態は更迭です。


辞任直後の記者会見で、辞任の理由は参院選の自民党大敗の原因となったことだと言っていました。

変ですよ。

政治資金の不正で国民の信頼を裏切ったことが理由なら、大臣の職を辞することも一理ありますが、所属する政党へのお詫びと大臣の職責とは関係ない。


自民党に迷惑をかけたことを辞任という形で示したいなら、自民党の国会議員として議員辞職するのが筋だと思います。


あくまでも、国民を無視して自民党のことしか考えられない無能な政治家だということを改めて示しています。

午後には、この辺りの不整合を修正してくるでしょうが、参院選の最大の功労者としての一面を発揮していただき、安倍政権にとどめを刺すくらいの無責任な記者会見となることを期待しています。


●「申し訳ない」と赤城農相

赤城徳彦農水相は1日午後、農水省で記者会見し「参院選で私へのさまざまな報道や指摘があった。選挙結果に大きな影響を与え、与党敗北の一因になったのは事実。誠に申し訳なく思う」と述べ、あらためて陳謝しました。

農水相は「昨晩静かに考え辞任しけじめをつけるべきだと考えた。その場で辞表を書き受理された」と説明した。


 農水相は、過去3年間の領収書が添付された冊子を示し「これを基に整理して集計している」と説明。

しかし、「領収書は公開基準にのっとって公開すべきで、新しい規約が決まればそれに沿って対応する」として資料の中身は公開を拒否。


中身を見せるつもりがないなら、資料を持ってこなければ良いものを。

この人はどこまでも信頼を得るための知恵が足りないようです。

19:56更新  
Posted by komachan at 19:56Comments(2)政治一般

2007年08月01日

・更迭の赤城大臣の後任は若林環境相

2007年9月ロイター

赤城大臣の後任は、長野選出の若林環境相が兼任することになりました。

若林大臣は、村井・長野県知事選出の際に、息子が立候補を譲った見返りに大臣ポストを手中に収めた「バーター大臣」との疑惑がありました。


赤城大臣の後任ということで、マスコミや各政党が根掘り葉掘り粗探しをするだろうから、長野県の闇が暴かれるかもしれません。

今後の展開に注目!  
Posted by komachan at 16:55Comments(2)政治一般