2007年08月27日
・温暖化防止_やる気あるの?

温暖化の原因となる温室効果ガス削減のエースは「森林」ですが、ギリシャに限らず世界各地で森林の衰退が深刻化している状況では、理論値としての森林吸収力と実際の温室効果ガス吸収に乖離が生じています。
環境省では、「一人一日一キログラムの削減」を掲げていますが、国民が理解できているとは思えません。
日本国民のほとんどが、自分の排出している温室効果ガス量を把握していない状況では、『馬の耳に念仏』に過ぎないからです。
生活を見直して無駄を省き、お金を使わずに頭を使う。
一方で、森林整備が最重要な公共事業であることを共通の課題として認識する。
ちょっとした意識の変革なのだが、自分の生活圏だけの便利な生活に没頭している多くの人にとっては難しいことなのかもしれません。