2007年08月26日
・ボンバルディア機がまたも緊急着陸

二十五日午後零時二十五分ごろ、岡山市の上空約七千三百メートルを飛行中の松本発福岡行き日本エアコミューター3546便ボンバルディアDHC8―400型で、左側プロペラの回転数を制御する機能に異常があることを示す警告灯がついた。
同機は左側のエンジンを停止させ、右側エンジンだけで約三十分間飛行。
午後零時五十五分、大阪空港に緊急着陸した。
乗客乗員計六十五人にけがはなかった。
長野県による数億円の経費負担で就航している松本発の福岡便で起きた事故です。
頻繁に機体の故障で重大な事故を連発するボンバルディア機の危険性がさらに高まりました。
長野県が多額の負担をしていながら、同機の安全管理はないがしろにされています。
松本空港には同機を運行する日本エアコミューターの整備士がおらず、離陸前の点検整備は機長が目視点検するのみです。
こんなずさんな運行に県民の税金を使わせて良いものか。
長野県世論協会の調査でも、「空港を利用したことがない」が全体の76%で、長野県民全体の利益になっていないことが裏付けられている。
利用目的の71%も観光であって、県内産業の活性化に結びついていない。
危険な運行を続けることで長野県のイメージダウンを考えれば、経費負担をしてまで就航を続けさせる価値はないと思う。