2008年12月26日
・インフルエンザにナガイモが効く

つい先ごろ、朝バナナダイエットでバナナが店先からなくなってしまったが、次はナガイモか。
ナガイモに含まれるタンパク質にインフルエンザウイルスの感染を抑制する働きがある、という研究成果が発表され、長いも業界に衝撃が走りました。
研究は青森県環境保健センター、県工業総合研究センター、弘前大が合同で進めたもの。
ウイルス抑制の働きがあるのは、ナガイモに含まれるタンパク質「ディオスコリン」。
ナガイモの抽出液で動物細胞への感染を調べた結果、Aソ連型、A香港型、B型のいずれにも感染しなかったという。
感染抑制機能は煮沸すると失われるようなので、生でおろしでいただくか、刺身にして醤油をかけていただこうかな。
煮沸するほどの熱を加えなければ、とろろ汁もいけそうだ。
うまくて栄養があり、インフルエンザにも効果があるとなれば、今年の冬は長いもが引っ張りだこになる可能性が高い。
ただし、臨床実験も済んでいないので、弘前大の加藤陽治副学長は「滋養強壮に効くとされるナガイモがインフルエンザに効果があると分かったのは素晴らしいことだが、さらに多様な研究が必要だ」と話している。
まあ、薬と違って副作用の心配がないんだから、予防接種するつもりでどんどん食べようかな。