2008年12月28日
・餅つき

毎年何がしかのトラブルに見舞われて上手につけないうちの餅。
今年はどんなトラブルが待っているのやら。
トラブルに備えて秘密兵器を作りました。
鉄の釜とアルミの蒸篭(せいろ)の隙間から蒸気が漏れて、これまでうまく蒸しあがらないことがしばしば。
そこで、昨日思い立ち、イチイをくり抜いてアダプターを作りました。
15mmほど掘り込んで釜と蒸篭のふちをはめ込んだので、かなり改善されるのでは。

ところが火を入れてみると、隙間から蒸気が漏れてきます。
綿の紐を詰め込んでみたらピタッと止まりました。
これで45分ほど蒸し上げます。
蒸けあがったもち米を臼に入れ、まず最初に「こづき(小搗き)」。
臼の回りをぐるぐる回りながら杵の先に体重をかけてもち米を押し潰していく。
ひと通り押しつぶせたら杵を高く振り上げてペッタンペッタン。

伸しは厚さ定規を使って均一に、かつ四角に仕上げる。
ビニールの米袋に入れてやると、打ち粉が要らずにかびにくいらしいが、ちょうどよいビニール袋がないので今年も伝統的なやり方です。
全部で三升つきました。
