2011年11月15日
・ヤマイモを収穫

一昨年の4月に植えつけた10センチの長さの種芋がこんなに大きくなりました。
はじめはスコップで掘り始めましたが柄の長さが足りず、突き鍬で掘るでは余りに大変。
バックホーで深い穴を脇に掘りました。
芋を折らないように突き鍬で周囲の泥を慎重に崩し、見事なヤマイモを収穫!
二本並んでました。
2011年11月14日
2011年11月06日
・稲藁カッター

もちろんお古です。
新品の十分の一くらいの出費。
使いっ放しの状態で譲り受けましたので、とりあえず動かせる程度の機械。
カッターは汚れている以外に不具合はなく、運搬車も整備されていないことを除けば問題なし。
このままでも動きますが壊れるのを促進するようなものなので、しっかりと整備しました。
番線(針金)で縛り付けて固定しているなど、気に入らないところが多々あったので、搭載方法から作り直しました。
運搬車を単独でも使えるように、カッターを工具を使わずに取り外せる仕組みに改良。
日没でエンジンの整備までは終わらず、明日に持越しです。
稲や麦のわら、トウモロコシやヒマワリの茎も細かく裁断してくれるので、田んぼや畑に還元しやすくなります。
私の代では、更新しなくてもいいかな。
2011年10月29日
・さようなら、藁切カッター

長いままではトラクターが巻き込んでしまうので、短くカットする。
そのための機械が藁切りカッター。
なんと自作です。
スクラップの藁切りカッターの部品をかき集めて組み立て、動かなくなっていたエンジンをもらってきて再生してくっつけたもの。
あまりにもボロなので、私以外ではエンジンを掛けるのはまず無理という代物。
製作して4年目だが、すでに寿命を迎えていたもので構成されているから、動いていることが奇跡に近い。
通常なら部品を交換すれば性能が復帰するが、交換部品を受け付けないほど原型から遠ざかっているから使えるところまで使って後は鉄くずになる運命でした。
今年の作業中に完全に壊れました。
スクラップから再生して、4年間機械として活躍してくれたことに感謝。
2011年10月24日
・今年もハルユタカの無農薬栽培に着手

小麦の品種は国産では稀な強力粉が採れるハルユタカです。
播種は古ーい播種機を使います。
蒔き溝を掘って、種を計量して蒔き、土を寄せて種を埋め、転圧、の一連の作業をものすごくアナログな機構でこなします。
古くても手で蒔くのに比べたら、ものすごく短時間です。
これから冬を超え、来年の梅雨時に収穫期を迎えます。
数ある小麦の品種の中でも最も栽培が困難な品種といわれています。
だから収穫予想が立てられません。
多ければ150kgくらいは採れますが、少なければ60kgになることもある。
後は神のみぞ知る・・・、です。
無農薬有機で栽培して、天日乾燥で仕上げたハルユタカは、日本中探しても入手は難しいでしょうね。
栽培が難しいといわれても自分で食べたいから、工夫して育てています。
もし、どうしてもハルユタカの小麦粉が欲しい方は、ご連絡ください。
収穫に余裕が生じた場合に限りお分けすることもできると思いますので。
2011年10月19日
・天然ナガイモの収穫

仕事で使う木材を天然乾燥させている土場に育った天然の長芋です。
蔓が太かったので、かなり長いのではないかと予想して、脇にバックホーで深い穴を掘りました。
ところが掘り出してみると、とぐろを巻いた太い芋が、ごく浅く埋まってました。
大きな石が多くてバックホーでも掘り下げるのが厳しかったので、長芋も下に伸びることができなかったんですね。
畑にも栽培していますが、天然ものは貴重です。
すりおろして「とろろ芋ご飯」でいただきました。
2011年10月13日
・ハザ掛けのブルーシートは景観破壊か

ハザ掛けしている稲が濡れてしまわないように、シートをかぶせました。
稲の切り口から雨が入り込むと、乾きにくいばかりでなく雨が続くとカビてしまいます。
重くなってハザ足が折れてしまうこともある。
使い古しのブルーシートを裂いて作った廃物利用の手製の稲干しシートです。
シートに紐をつけるには、シートの端に小石を包んで、紐で縛ればしっかりとつきます。(てるてる坊主のイメージ)
ハザ掛けに使うブルーシートが景観を壊して見苦しいという人たちもいますが、そういう人は化石燃料で乾燥させた米を食べているんでしょうね。
また、上から目線で見下ろしているからシートの色が気に入らないんだと思います。
実際に田んぼで作業しているものからすると、ブルーシートは空の青色に溶け込んで何の違和感もありません。
写真は曇り空ですが、いかがですか?
2011年10月12日
2011年10月11日
・クボタ バインダーHF-52

あちこち不具合が発生したので、今日、本格的に修理しました。
もちろん自分で。
稲を搬送するチェーンが伸びていたのでコマ詰めし、このチェーンと連動して動く歯車が欠けていたのでエポキシ樹脂を充填してから鉄板で補強しました。
これで不具合は修理完了。
機械油を注油し、グリースを充填して来年の稲刈りに備えます。
一般的に機械は徐々に具合が悪くなりますが、うちの機械は年々調子が良くなります。
整備や修理のたびに機能低下していたところを回復させていくからです。
今日は、もう一台の一条刈りのバインダーも整備して、終わった頃に娘が帰ってきて電動バイクも整備してくれと頼むので、夜まで整備業に専念しました。
日替わりで、いろんな業務をこなすところが百姓たるゆえんです。
明日の午前中は健康診断ですが、胃がん検診が組み込まれているので朝食抜き。
早く出かけてサッサと終わらせてしまいたいのですが、ジジババの出足が早く、早朝から長蛇の列です。
ゆっくり出かけて待ち時間が少なくなった頃を狙う手もありますが、そうすると終わるのは昼頃になって腹が減る。
どっちしようかな・・・。
2011年10月10日
・ハルユタカの畑の準備

面積は約500平方メートルですが、連作を避けるために半分の面積を交互に作付けします。
2011年秋の施肥は、次の通り。
鶏糞 :100kg 窒素成分1.54kg
米ぬか:16kg 同上0.51kg
油粕 :10kg 同上0.53kg
合計 窒素量 2.6kg
鶏糞は、半年かけて醗酵させ完熟したものを使います。
米ぬかは無農薬栽培の米ですから、ぬかも農薬を含みません。
油粕は、食用の菜種油を絞った残りですから、こちらも安全。
今年は全国的にハルユタカが不作で、品不足になっているようです。
うちでも予定収量にちょっと不足しました。
来年は、しっかり収穫しようと準備していますが、どうなるか。