2009年02月18日

・国民の声を総動員して政権打倒へ

通称ナベツネ新聞こと読売新聞の首領渡辺恒雄麻生政権が、崩壊寸前になったようですね。

朝のニュースショーでは、自民党の議員がはっきりと麻生下ろしを公言するところまできました。

自民党の内部で頭を換えれば済む状況ではないことに気がついていないところに、自民党議員の能力の限界を見た気がします。


それにしても、今の政府の危機管理能力は国を任せるには程遠い。

酔っ払いを国際会議の記者会見に立たせ、その後始末を総理大臣が判断しかねる。

世界で二番目の経済大国といわれる国の政府がこれで務まると、ほとんどの国民は思っていません。


読売・日本テレビ以外のテレビでは、識者やコメンテーターが「すでに自民党に政権能力はないから、自ら下野するか総選挙で国民の信を問うしかない」と厳しい意見が大勢を占めています。

読売グループによる自民党支援がどこまで続くかは分かりませんが、自民党と心中するほどの覚悟はないでしょうから、近いうちに梯子ははずされると思います。

その時が、自民党の最後でしょうね。


今朝の読売新聞の社説をみても、必死に自民党を支えようとする社主の意向が強く反映されて、国民の意識とは、はなはだしく乖離したものとなってしまっている。

読売グループの記者たちが、ジャーナリストとしての良心の呵責に耐えられなくなる日がいつくるのか。

サラリーマンとしての生活の糧にジャーナリストとしての魂を売り払ってしまっている読売系列の記者に問いたい。  
Posted by komachan at 08:56Comments(0)政治一般

2009年02月17日

・中川酩酊大臣が自民党にとどめを刺す

中川財務相が酩酊状態で記者会見に臨んだ様子が全世界に配信された問題は、やっぱり大問題になりましたね。

また、予想通りに麻生首相は大した問題じゃないと軽く扱っている。

資質に欠ける人たちが政治家を気取っているようで、なんとも嘆かわしい状態です。


ところで、あの映像を見てもなお「大した問題ではない」と思っている日本国民が二割もいることに驚かされます。

ヤフーのアンケートなので、世論調査ほどの信頼性はありませんが、自民党の工作員が必死になっていることを差し引いても、自民党びいきが多すぎると思います。

日本の経済危機がGDPの大幅低下として目に見える形で突きつけられた当日に、その担当大臣が酩酊状態で世界恐慌に対応する会合の記者会見に臨んでも問題がないといえる、その無神経さを持ち合わしている人が20%もいるとは。


テレビの論調を見ても、自民党広報担当の読売・日本テレビは擁護に一生懸命になっています。

スッキリのテリー伊藤も、「中川さんは将来の総理大臣になる人だから・・・」と、苦しまぎれの援護がやっとの状態。

他局では日露会談の直前に自室で飲酒した疑いも浮上して、事件扱いしているというのに。


国会では参院で中川財務相の問責決議が可決される見通しです。

当たり前のこととして国民は支持します。

あんな大臣の指揮下に安心して国家予算を任せられないと思うのが当然でしょうから、予算審議もストップ。


麻生総理は、中川を罷免したくないが、罷免しないことには自民党を有利に導くと思い込んでいるばら撒き予算が通らない。

予算審議中に、補正予算の話まで持ち出すとんちんかんな政府ですから、何がどうなって、どうしたらいいのか、訳が分からないめちゃくちゃな状態に陥っていくのは必然です。

自民党政権が日本に悪弊となっていることが、日一日と明確になっていく。  
Posted by komachan at 09:16Comments(0)政治一般

2009年02月16日

・中川財務相が酒気帯び会見

G7閉幕後、記者会見に臨んだ中川財務相。上下のまぶたがくっつきそうで、記者との間でもトンチンカンなやりとりが繰り広げられた=14日(日本時間15日、ローマ、AP=共同)【フォト】中川財務大臣の醜態をテレビで見て驚いた。

文字ニュースで知ったときには、眠気に負けて、うとうとしている程度なのかと思っていましたが、配信された映像を見ると酩酊状態。

会場はさぞ酒臭かったんだろうな~。


中川昭一財務・金融担当相が14日(日本時間15日)、イタリア・ローマで行われていた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の閉幕後に記者会見を行った。成果を強調するはずの会見にもかかわらず、中川氏の表情はどこかうつろで、回答も要領を得ずしどろもどろ状態。外国メディアの記者らからは「居眠り?」「深酒?」と疑われる始末だった。 =スポーツニッポン 02月16日=

中川大臣といえば酒豪でも有名な方です。

過去には二日酔いの充血した目で記者会見に臨んだこともあるり、「武勇伝は数多くある」(関係者)という酒好きらしい。

最近では先月28日の衆院本会議での財政演説で「歳入」を「歳出」、「金融危機の渦中(かちゅう)」を「うずちゅう」と読み間違え問題となったばかり。


日本テレビが15日明らかにした世論調査結果によると、麻生内閣の支持率は9.7%に落ち込んだ。

郵政民営化をめぐる麻生太郎首相の一連の発言もあり、支持率は低下傾向が続いているが、主要な報道機関の調査で10%台を切ったのは初めて。

さらに、この中川泥酔会見が世間の知るところとなれば、政権は本当の末期段階に差し掛かったといえるのでは。


本日の国会の予算委員会でどうなるのか・・・。  
Posted by komachan at 09:16Comments(0)政治一般

2009年02月15日

・異常高温で身近な生態異常

異常気象ですね。

昨日は、観測史上、二月としての最高気温を記録しました。

「暖かくていいね」などと、のんきに喜んでいられるような状況ではなさそうです。


生き物たちの生態時計も狂ってしまいます。

我が家のキノコたちが異常発生を始めました。

秋だと勘違いしたのでしょうか、ナメコもシイタケも顔を出しています。


真冬にナメコが傘を開くなんて。

普通なら凍みてとろけてしまうはずなのに、おいしそうに成長しています。

ここ数日の暖かさに加えて、季節外れの雨と昨日の異常高温が成長を促している様子です。


来週からは、寒さがぶり返し、例年以上の寒さに戻るようですが、ドカ雪も来るのかな・・・。

気候変動が実社会に影響を及ぼしてきそうな勢いに、温暖化防止の必要性を痛感します。

のんきに構える日本政府を尻目に、欧州に加えてアメリカも温暖化防止を国策として取り組む姿勢を明確にしています。

自民党内部の政局に奔走している麻生政権があまりにも惨めです。

  
Posted by komachan at 09:29Comments(0)温暖化防止

2009年02月14日

・ボンバルディア機の危険が現実に

大阪空港に緊急着陸した日本エアコミューターのボンバルディアDHC8-402 =2008年6月25日 産経新聞紙面より長野県の松本空港に就航しているボンバルディア機の危険性が現実のものとなりました。

昨日、アメリカで墜落した飛行機は、松本を飛び交っている機種と同型のDHC8―Q400です。


米AP通信によると、搭乗していた乗員・乗客49人全員と地上で巻き添えになった1人の計50人が死亡した。

米CBSテレビは着陸前に乗員から管制室に機器のトラブルの報告があったと伝えている。

事故機は2008年に製造されたばかりだったとの情報もある。


同機は、2007年に高知空港で胴体着陸したボンバルディア機と同型。

装置の故障が頻繁に発生し、運行中止も珍しくない不安視されている飛行機です。


松本空港発着の便に限っても、

・2008年7月28日、松本発大阪行きが、松本着陸の前、右翼の空気孔から取り入れた空気の温度や圧力が高いことを示す警告灯が点灯。原因が判明せず点検のため欠航した。

・同年11月3日、機長が右側エンジンの凍結防止システムの一部に不具合を見つけ、札幌―松本と松本―大阪が欠航。

・同年6月25日には、離陸直後の松本発大阪行きで油圧システムの異常を示すランプが点灯、大阪空港周辺を約20分間旋回した後、4時50分ごろ同空港に緊急着陸した。左エンジンにつながっている油圧ポンプが破損し、オイルが漏れていたという。

危機一髪で大事故に遭遇する危険性が高い。


松本空港の存在価値が、長野県全体にどれだけあるのかは明らかにされていません。

少なくとも県民全体の利益にはなっていない。

一部企業の出張に利用されているのが主な需要だと思われますが、景気悪化で出張も減る方向が考えられます。


危険な飛行機の運行を続ける意味を、今一度考え直す機会にしてほしいと思います。  
Posted by komachan at 09:03Comments(0)社会問題

2009年02月13日

・白馬のごみ焼却場は白紙撤回

白馬村住民アンケート結果
北アルプス広域連合が計画していたごみ焼却場は、白紙撤回される見込みとなりました。

昨日、発表された資料によると、焼却施設の建設予定地で実施された住民アンケートで反対が賛成を上回りました。

行政のずさんな手続きと、住民を無視した横暴が招いた悲劇です・・・。


ごみ焼却は、再資源化できないゴミを出す、今日の私たちの社会が生み出した必要悪です。

資源は消失するし、有害な排気ガスや焼却灰が環境を汚染する。

しかし、これらは地域の生活者が自ら招いている汚染でもあります。


現在の生活スタイルを続けている限りはゴミは焼却しなければならず、迷惑施設としてどこかに焼却場を建設する必要が生じます。

その度に、今回と同様に建設予定地が決まらずに右往左往することが続きます。


ごみ焼却は、現代人の究極のエゴだと思います。

次世代のことを考えないから、貴重な資源を気化させてしまったり灰に変化させてしまい、無駄に浪費している。

急には理想どおりにならないと訳知り顔でゴミの焼却を正当化する行政もそうだが、それに便乗して楽な浪費に安住しているわれわれ市民の罪はかなり重い。


白馬では焼却施設の建設は白紙から再構築することになります。

現状を反省し、次世代の利益を優先した、あらたなゴミ処理の方向性を見出していってもらいたいと思います。  
Posted by komachan at 09:30Comments(0)社会問題

2009年02月12日

・運がいいのも考えもの

子どもとバドミントンをやってみた。

あいにく風が強かったので、機械を外に出して広くした倉庫の中でプレーしようとしました。

ところが、ラケットのガットが緩んでいて、シャフトがラケットにくっついてしまう。


競技用のラケットではなく、遊び用に作られたものだから直してまで使う価値はないかもしれませんが、フレームは壊れていないので、つい、直してしまう。

今のものは、子どもたちが一日がかりで張り直したものだが、直してからしばらく経っているのでやり直しの時期に来たようです。

プレーはあきらめて、早速直すことにしました。


張られていた糸をすべて取り除き、新しく釣り糸を使って張りなおします。

でも、張り方を知らないので試行錯誤の時間のほうがかかってしまいます。

何とか、一本がものになったのは一時間後。


子どもが受け持ったもう一本は、時間切れで翌日以降に先送りです。

ところが、半分程度張った子ども担当の一本に、重大な欠陥が判明しました。

糸が交互になっていないところがあったんです。


うちの子曰く、「えっ!交互にやるの?知らなかった・・・。」

交互になっていなかったのは一本だけなんですが、それ以外の十数本は偶然に交互になっていたというんです。

こんなところで運を使うなよ。  
Posted by komachan at 09:14Comments(0)雑感

2009年02月11日

・火は怖い

白煙を上げて燃える千曲市生萱の山林 信毎紙面より最近、火災発生の緊急放送が頻繁に入ってくる。

それに呼応して、火の取り扱いに注意する放送も増えている。

ひどいときには、注意の放送が入ったすぐ後に火災が発生することもある。


オーストラリアでは同国史上最悪の山林火災が発生している。

車で逃げ遅れた被災者が発生するほどの猛威を振るっている。

自動車の速度で逃げ切れないほどのスピードとは、いったいどれほどの勢いなのだろうか。


昨日、千曲市で発生した林野火災は、伐採した竹を野焼きしていた火が飛び火したことが原因という。

竹は油分を含んでいるので火力が強い。

薪ストーブにたくさん入れて燃やすとストーブを痛めることもあるそうだ。


その竹を大量に燃やしたら延焼すると想像できないから、林野火災につながるのだろう。

火の動きを侮って、自らも犠牲になる悲惨な事故も少なくない。

火遊びをする機会が減った今の子どもたちでは、さらに危険度が増しているように思う。


子どもは遊びから学ぶことが多いので、大人の監視下で適度に火遊びさせることも大切だと思います。

幸い、海で育った私は、頻繁に火遊びができたので、火の特性や動きを身をもって感じた。

延焼の恐れがないので、子どものすることとは思えないほどの大焚き火を楽しんだ。

もちろん怖い思いも数え切れないほど体験している。

だから、今は土手焼きでも恐々と慎重の上にも慎重になる。


火事は恐ろしい。

我が家の身内も火事で亡くなっている。

火を侮ることのないようにお互い注意しましょう。  
Posted by komachan at 08:39Comments(0)雑感

2009年02月10日

・公約違反でも苦しくてもダムは作る

新年度予算を発表する村井知事(県庁で) 読売新聞紙面より長野県の赤字予算が公表されました。

お先真っ暗の、行き当たりばったり予算と名づけたいと思います。


ここで確かめておきたいことは、村井知事は選挙公約で、「積極財政で負債を減らす」としていました。

積極財政にブレはありませんが、その弊害で負債は膨らんでいます。

諸般の事情はどうあれ、公約違反であることには変わりありません。


しかし、県議会はすでに手なずけられてしまっており、知事が提示する予算に異論をぶつける動きはありません。

一部の報道によると、知事と県議の談合が水面下で進められてきた結果、知事の公約違反を取り上げないとの密約が出来上がっている由。

自民党の地方機関紙として機能している信毎も、借金予算に好意的な記事でバックアップしているから始末に終えない。


世界中が不況の嵐に巻き込まれている今だから、村井知事の公約違反もうやむやにされてしまうのでしょうが、だからといって見過ごせない暴挙もある。

緊急の雇用を生む出すために苦肉の策で負債の減少を見送ったとしても、ダム建設は聖域としたのではつじつまが合わない。

100年に一度の経済危機が来ているというのに、100年に一度来るか来ないかもわからない過剰なダム計画はそのまま続行するのでは、県のおかれた財政危機を県民の目線で受け止めているとは言えない。


ダムは必要性が問われているが、雇用対策などの異論がない対策は目白押しだ。

公約に違反してまでダムを作るというのであれば、県民に信を問うべきではないだろうか。

田中前県政には厳しいチェックが入った信毎も、村井知事になったら子飼いのマスコミとなって御用紙として活躍する体たらく。


村井県政のデタラメを厳しく追及するマスコミが長野県に存在しないのが長野の悲劇と言ってもいいくらいだ。

それとも、長野県民はダムや道路を作ることが生活の糧と直結してしまっているのだろうか。

デタラメと言えば麻生総理にとどめを刺すが、自民党の流れで執り行われる政治は、地方も国も地に落ちてしまっている。

それを支持するのも県民であり国民なんだな。  
Posted by komachan at 08:52Comments(4)長野県政

2009年02月09日

・リニアより飯田線、中央線高速化

赤そば畑と飯田線美しくない話で申し訳ないが、トイレに入っていて長野県の日本一に気がついた。

子どもが壁に日本地図を貼り付けているので、用を足すついでに眺めている。

バイクで日本中を走り回った感慨に耽るときもある。


その長野県の日本一だが、隣接する県の数です。

南から時計回りに、静岡、愛知、岐阜、富山、新潟、群馬、埼玉、山梨の8県。

戦国武将が信州を舞台に国盗り合戦を繰り広げたわけが伺える。


しかし、その隣接県に出かけるための交通手段が整備されているとはいい難い。

山並みに阻まれた富山や埼玉との境は致し方ないとして、その他の県にも高速道路だけが頼りのところが多い。

県内の移動も高速道路がメインとなっているのは、道路族の活躍の成果だといえる。


すなわち鉄道網が脆弱なのです。

新幹線は、北信の一部では利用きるが、群馬へ抜けてしまう。

基幹鉄道は中央本線だが、高速化されているとはいい難い。


そんな長野県をリニア新幹線が通過するというのだが、それを迂回させて南信の主要交通手段と位置づけようとする動きがある。

地域エゴの最たるものだが、「信州の環境が多大な影響を受けるから静岡側を迂回させてくれ」というのならまだしも、「通らしてやる代わりに県内を迂回しろ」というのだから始末におえない。

南信は、鉄道網の高速化が喫緊の課題となって久しい。

のんびりローカル鉄道の代名詞ともなっている飯田線の風情も捨てがたいものがあるが、本来の交通手段としての機能からすると改善に最善が尽くされているとはいえない。


土建屋たちはリニアが県内を迂回すれば自分たちの利益が増えるので積極的だが、県民の利益からすればJRに在来線の複線化や高速化を条件として飲ませ、県内の鉄道網を全体として機能向上させることを望んでいる。

知事は、本来なら県民の代表なのだから後者の意見の代表であるべきだ。

しかし実態は、土木利権と結託して県民の利益を阻害する立場に立っている。


リニア新幹線と比較して、飯田線の複線化および中央本線の高速化の方がありがたいと思っている多くの県民は、知事に対して声を上げるべきだと思います。

県民新聞である信毎は、県民の声を届けよ!  
Posted by komachan at 09:02Comments(0)長野県政