2009年05月21日
・駒ヶ根のコンビニ強盗逮捕

逮捕してみたら少年を含む五人組だったそうです。
五人が強盗に押し入ったのは今月五日午前二時半ごろ。
三人が店内に入り、他の二人は店外で見張り役をしていた。
犯行後は伊那市方面に逃げて容疑者宅や知人宅を転々としていたという。
駒ヶ根で発生した事件ですが、解決したのは県警捜査三課と岡谷署の手柄のようです。
車上荒らしの共犯として逮捕した犯人が、強盗の一味だった。
駒ヶ根警察署は、今回のすぐ近くで発生した平成15年の強盗傷害事件も解決できないままですから、ちょっと情けないですね。
よその所轄が別件で逮捕してくれるのを待つしかないのでは、市民の安全を託すには一抹の不安が拭いきれませんね。
**関連記事
・駒ヶ根でコンビニ強盗3人組が逃走
2009年05月20日
・下水道をやめて33億節減、飯田市

下水道管を延々と敷設するこれまでのやり方をやめて、離れた場所は合併浄化槽で処理する合理的な方針転換です。
日本全国で下水道が完備されつつありますが、本来の目的は衛生状態の向上にあったものが、いつの間にか土木・建設としての事業規模を目的としたものにすり替えられてしまいました。
駒ヶ根市を例に挙げると、環境リスク学の権威である中西準子氏に依頼して、下水道施設の効果的な事業案を数十年前に計画しています。
集約されていて下水管網が効果的に配置できる地域と、離散していて合併浄化槽を単独で配置した方が有効な地域が明確に分離されました。
しかし、実現された計画は、どこまでも下水管でつなぐでたらめなものに換えられてしまいました。
なぜかというと、下水管を敷設すると道路掘り下げ、埋め戻すという単純で高収益な土木事業が発生するからです。
人家が離れている田舎ほど穴掘りの延長が無意味に長くなります。
土建屋にはおいしいの一言です。
飯田市では遅ればせながら無意味な穴掘りをやめることで33億円の事業費が圧縮されます。
地方の自治体で計画終了間際に見直しただけでこれだけの削減効果があるんですから、日本全国で計画当初からの無駄は天文学的な金額になると予想されます。
少なくとも20年ほど前から、下水道や集落排水事業は住宅密集地に限って採用するべきで、それ以外は小集落単位や個別単位の浄化槽対応が合理的であると専門家が訴えていました。
これを無視したのが土木利権に後押しされた国であります。
快適な生活を夢見ている市民には、下水道は何の抵抗もなく受け入れられる。
多少の負担は伴っても水洗便所を手に入れたいと願う大多数の庶民の願いに支えられて、下水道事業は闇に触れられぬままに終焉を迎えようとしています。
作ることが目的ですから、今後の維持管理と水質浄化のコストバランスなどは当初から考慮されていません。
本当に必要な下水処理場は多額の維持費を投じてでも永続させることが求められますが、意味もなく作られた施設は廃止されるところがすくなからず出てくると思われます。
下水道普及率が90%を越えたあたりから作るものには、そういった可能性が高いものが含まれます。
下水処理場が本当に必要なのか。
下水が完備していなくても流域の水質が保たれている場所に作られた、説得力のない施設が駒ヶ根市にもあります。
流域ごとに自然浄化力と排水の汚濁度をバランスよく考慮して、無駄な下水処理場をこれ以上増やさないことが求められていると思います。
2009年05月19日
・全戸の生ゴミ堆肥化を目指す駒ヶ根
堆肥化事業は昨年9月にスタートし、320世帯を対象にしています。
市のまとめだと、昨年度は事業開始の9月から7カ月間で、計18トンの生ごみを回収したという。
昨年度市内から出た可燃ごみは前年度比4.8%減の6227トンで、「生ごみの資源化が可燃ごみ減少の一因になっている」と分析されている。
2年目の今年度は、委託業者が堆肥化装置を1基増設したのを受け、モデル事業として拡大を図る。
対象地域を広げて参加希望家庭を募る。
気温が高い時期は生ごみも腐りやすいため、収集回数は週2回に増やす。
市は試行を経て、将来的には全市的な展開を想定しており、「参加家庭が増えることで問題点も洗い出せる。本格実施につながる実のある形にしたい」(環境対策課)としている。
生ゴミをすべて堆肥化するのは無理があると思うので、地域で需要が見込まれるバイオマス資源の調査と並行して生ゴミの再資源化に取り組むべきだと思います。
液体肥料や家畜飼料、メタンガスなど資源としての形態は多様に求められるので、すべて堆肥がベストとは限らない。
このあたりの基礎研究の重要性は、すでに市長に伝えてあるので、知っててやらない状況が長く続いています。
市長が指揮できない状況がこれ以上続くようなら、市職員からどんどん突き上げてもらいたいですね。
2009年05月18日
・新生民主党が動き出す

総動員の挙党体制とはこのことを言うのでしょう。
しかし、小沢前代表が選挙担当の代表代行に就任したことは諸刃の剣です。
強い選挙体制の構築には小沢一郎の豪腕が必要だが、西松事件で自民党に陥れられた後遺症から有権者の評判が悪い。
共同通信が行った調査にも現れている。
共同通信社が民主党代表選を受け16、17両日に実施した全国緊急電話世論調査で、鳩山由紀夫新代表が「どちらが首相にふさわしいか」との質問で43・6%と、麻生太郎首相の32・0%を11・6ポイント上回った。4月下旬の調査では、首相が小沢一郎前代表を13・7ポイントリードしており、代表交代の「効果」が表れた形だ。
一方、鳩山氏に「期待する」は「大いに」「ある程度」を合わせ47・5%にとどまり、「期待しない」の計50・6%を下回った。小沢氏の党内影響力に関して「ある程度残る」「かなり残る」との見方が計82・4%に達し、国民の間に「二重権力構造」への疑念が根強いことをうかがわせた。
小沢-鳩山のラインが有権者に強く印象付けられていることが82.4%という数字に色濃く表れている。
それが、鳩山氏に期待しないが期待するを上回る要因となってしまっていることが、今後の党運営の難しさを暗示している。
自民党と官僚による小沢バッシングはこれからも続くだろうし、読売と産経による自民党擁護報道もこれまでにも増して激化するだろう。
民主党内部にも、前原氏のように「小沢さんが一社から巨額の献金をもらうのはおかしい」なんてマスコミで公言するKYがいる。
報道2001での発言だが、それをたしなめたのが国民新党の亀井氏だというのだから立場が逆だろうと思う。
民主党が政権を奪取するまでには、越えなければならない難関が数多く待ち受けている。
前門の虎、後門の狼である。
しかし、有権者が賢くなれば日本に政権交代が必要だということに気が付かないわけはない。
上伊那と下伊那に暮らす思慮深い長野五区の有権者は、民主党の候補者である加藤学を国政に送ることが政権交代に不可欠だとわかるはずだ。
新生民主党による政権交代への戦いが今日から始まる。
2009年05月17日
・選挙の顔よりも体力で鳩山代表

民主党長野県連の調査では、駒ヶ根を含む長野五区の党員サポーターの過半数が岡田代表を望んでいた結果とは食い違ってしまいました。
選挙の顔として選ぶなら岡田氏だが、選挙巧者である小沢前代表の戦略を生かすには鳩山氏が適任だという判断が働いたようです。
有権者の意向よりも、党内の事情が優先した結果ですね。
これが衆議員選挙で吉と出るか凶と出るか。
民主党の選挙態勢は自民党に比べると明らかに脆弱です。
岡田氏を代表に据えて刷新した民主党をアピールすることで表向きは活力を得ることができるが、足腰が弱まってしまって戦う体力がなくなってしまう危険性を秘めています。
半世紀以上政権与党として力を蓄え続けてきた自民党との違いがここにあります。
選挙の顔は岡田だが、選挙の体力なら鳩山というのが本音ですね。
課題は、有権者が求める小沢前代表の「けじめ」と党執行部人事にありそうです。
説明責任を果たしていないと自民党からも執拗に攻められ続けることで、小沢氏が執行部にいることがマイナスに作用します。
しかし、小沢氏が執行部にいないと自民党に勝てる選挙態勢が保てない。
鳩山新代表は難しい舵取りを迫られています。
こういった党内の論理は有権者からは嫌われてしまう危険性がある。
選挙に精通した人にしてみれば、もっともなことかもしれませんが、何事もうわべで判断するほとんどの有権者にすれば胡散臭い政治家の行動原理に写ってしまう。
政治家が庶民の生活を理解できない根本的な原因がこのあたりに潜んでいると思います。
2009年05月16日
・一生の記憶に残る善光寺参り

食あたりを発症してお寺で寝込んでしまいました。
大型バスに乗り込んで長野へ向かう道中、差し入れの漬物や惣菜が振舞われました。
善光寺の宿坊で住職から講話を頂戴し、用意していただいた昼食に箸をつけようとし始めたころ、ムカムカと胃の様子がおかしくなってきました。
車中で食べたおつまみのいずれかに、私の胃袋が過剰に反応してしまったようです。
お冷をお願いしてしばらく様子を見ましたが、かなりヤバイ状況になりつつある。
ツアー担当者に声を掛けて、体調が最悪になったことを伝えます。
その後は、ちょっと公表するのははばかれる醜態です。
いわゆる上から下から・・・。
トイレから出ると布団を用意していただいたのですぐさま寝込みました。
時折もよおすので、水をたくさん胃に入れて、なんどもトイレに行く始末。
最悪の状況を早く終わらせるには、胃の中にあるものをなくすしかない。
これが自宅ならのんびり対処するところですが、バスに乗って長野から駒ヶ根まで帰らなければならない。
バスの運行に迷惑を掛けない体調にまでもって行かなければならない。
かなり必死でした。
同行の皆さんは、宿坊の案内人に伴われて本堂へお参り。
私は2時間ほど宿坊の一室をお借りして熟睡。
一行がお参りを終えてそろそろ帰り支度というときになって、ツアー担当者が迎えに来てくれました。
「あ~、お参りせずに帰るのか・・・。」と落胆していたところ、一行がまだ回向柱に触れる行列にとどまっているとの連絡が入ります。
さらに、参道へ来た途端にお数珠頂戴の列ができはじめました。
数分で長蛇の列となり、大本願の尼僧によるお数珠頂戴が始まりました。
最前列でひざまずいて頭を数珠で触れていただきます。
数珠で撫でてもらうことにより、功徳を授けられるという儀式です。
不幸中の幸いでした。
さて、バスに乗る前にトイレに行って、することをしておかないと後が大変。
トイレを探すと山門脇にありました。
ここからは回向柱がすぐそこです。
触れている時間的余裕はありませんが、目に触れることはできました。
第二駐車場にバスが止められていたので本堂の前を通ることになり、一応は善光寺のお参りを済ませてしまいました。
記憶に残る善光寺参りとなりました。
2009年05月15日
・ご開帳に行ってきます

知人が主催するご開帳ツアーにご一緒させてもらいます。
善光寺も久しぶりですが、ご開帳はテレビで見ていて「そんな行事もあるんだな」程度の認識でした。
誘われたから行ってみる、というのが本音ですが、日本中に関心をもたれている一大行事なんで、せっかくの機会を生かしてきます。
詳しくは明日ご報告する予定です。
2009年05月14日
・加藤学に報道2001が密着取材

補正予算の衆院通過や党代表選出の重要な節目であったにもかかわらず、まさしく万難を排してやってきた。
万難という表現は決して大げさではない。
3時間半を費やして東京から飯田に来ることだけでも大変なのに、急に公務が発生し、東京へすぐに戻らなければならなくなってしまった。
開会を数時間後に控えて代表のスケジュールはめまぐるしく変わった。
通常ならキャンセルされてもおかしくない非常事態であったにもかかわらず、小沢代表は飯田に来ることを強く主張した。
加藤学を応援するという意味合いももちろんあっただろうが、代表を退くと決めた最後の地方行脚だ。
翌日に岐阜入りする可能性もあるが、代表として最後の地方入りに万感の思いが込められていたに違いない。
短い挨拶で済ませ、即座に帰京する予定だったはずが、異例の長時間の演説に及んだことにも現れています。
小沢代表が地方の選挙応援で20分以上も演説したことは過去に例がないそうです。
ずら~と並んだテレビカメラ、群がる取材陣は総勢50名を超えていました。
会場に集まった500名を超える参加者の盛り上がりは、小沢代表がロッキーのテーマとともに入場したところから最高潮に達しました。
この熱気と代表の最後の演説になるかもしれないことなどが絡み合って、秘書が立てたスケージュールを無視した大演説になったようです。
一方、本来の主役である加藤学氏には、フジテレビの報道2001が昼過ぎから単独取材で密着していました。
小沢代表のスケジュールが急転した状況から終演後の日付をまたいだ慰労会の様子まで、すべてカメラに収めたようです。
長野五区には、自民、社民、共産の各候補もいるので、公平に取材には行くでしょうが、扱いが違ってしまうのは仕方がないですね。
報道2001によって、全国の民主党候補の中から取材対象として選ばれた加藤学氏と、その対立候補というだけの立場の違いは果てしなく大きい。
特に、自民党の宮下一郎氏は取材に応えられる資質を持たないと思われますので、密着取材どころかコメントの取材にも応じるかどうか疑問です。
候補の素顔を有権者に知られることはマイナスになると分かっていれば、取材から逃げるでしょうね。
17日の報道2001に宮下一郎が現れなければ、報道から逃げたことを意味し、衆院候補としてふさわしくないと自ら認めたことになる。
上伊那と下伊那の長野五区で投票権を持つ皆さんは、5月17日の報道2001から目が離せませんよ。
2009年05月13日
・小沢一郎と加藤学に取材が殺到

無謀な補正予算が衆院を通過する予定だし、鴻池副長官が議員パス使って女性と熱海旅行した問題で引責辞任したり、国会は大変な日になりそうです。
実のところ、小沢代表が飯田市に来れるかどうか、昨夜までもめていたようです。
最悪の事態に備えてヘリコプターをチャーターしたという話まで聞こえてきました。
結局は、野党が本会議を欠席するという手法に落ち着いて、小沢代表が予定通り飯田に出かけられる状況が作り出されました。
関係者のご苦労は想像に絶します。
さて、時の人が地方都市にやってくるということで、迎える側も大変です。
会場となるシルクプラザには、分かっているだけでも30人以上の報道陣が待ち構えます。
小沢代表に随行してくる番記者が加わるのですから50人は下らないでしょうね。
テレビ局のカメラの数も、田舎の新人候補「加藤学」の政治パーティーとしては異例の台数が見込まれる。
驚いたことに、フジテレビの報道2001が加藤学候補に密着取材を敢行するそうです。
今日の昼過ぎから小沢代表を送り出すまでの一部始終を専属のカメラが追うというのです。
無名の新人候補に報道番組が張り付く理由は何なんですかね。
本人の意思とは関係なく、加藤学という長野五区の衆院候補が全国区に知名度を高めるチャンスをつかんでしまった。
生かすも殺すも本人しだいですが・・・。
長野県民の皆さんは、生中継が見られるようです。
小沢代表のスピーチが標的ですが、加藤学候補の政治パーティーが生中継されることには違いがない。
長野五区(上伊那と下伊那)にお住まいの皆さん、一見の価値ありです。
すごいことになりそうな予感。
2009年05月12日
・小沢代表辞任するも飯田市に来る

昨日は昼から、このニュースで持ちきりです。
自民党の慌て方がこっけいですが、支持率がやっと回復したと安堵していた麻生総理はいたたまれないでしょうね。
何のためにやめたのかとか、説明責任を果たしていないとか、薄っぺらな評論家が騒がしいですが、総選挙に勝つためにこのタイミングを選んだとしか考えられません。
自民党が特捜の力を悪用して小沢代表を陥れたことは、状況からして認めざるを得ない。
窮鼠猫を咬むの非常手段に打って出た自民党の断末魔がこの結果を生んだに相違ない。
しかし、腐っても警察であり司法の一翼を担う権力に睨まれたら、時機を逸せずに引くべき時が必ず来るということです。
さて、明日の夕刻には当の小沢代表が飯田市に来ます。
代表辞任を表明した直後の地方行脚であり、代表としては最後になるかもしれない重要な節目でもあります。
民主党の支持者を前に、昨日の記者会見とは違った雰囲気の中で何を語るのかに注目が集まります。
長野県南部の地方都市で民主党の新人候補「加藤学を励ます会」に党代表が万難を排して顔を出すのも異例だが、その代表が辞任を発表した非常事態でも予定が変わらないというのもすごいことだ。
明日の飯田は、全国からマスコミがどっと押し寄せ、日本中の視線を集めることになる。
時の人である小沢代表を迎える新人候補の加藤学が発するコメントにも、全国の関心が集まる可能性がある。
応援に来る小沢代表が何を語るか、応援される加藤学がどのように迎えるか、地方の無名候補が図らずも全国に名を広めるチャンスが来てしまった。
加藤学は小沢代表率いる一新会に参加している。
小沢一郎が代表でなくなるこれからの身の処し方も重要だ。
政治パーティーのメインゲストに党代表を迎えるといった気軽な行事では、すでにない。
日本の政治が変わる節目に加藤学という新人候補が立ち会うことになったことを、候補自身が受け止め切れるのか。
衆院議員候補としての力量が試される日が来た。
**マスコミの皆様へ
小沢代表が飯田市に来るのは確実だそうです。(時刻に不確定な要素はあるものの)
小沢事務所の関係者から直接聞き取りしましたので間違いありません。
**小沢代表の有終の姿を一目見たい皆さんへ
小沢代表による最後の地方行脚に選ばれた「加藤学を励ます会」に参加を希望される方は、下記へご連絡ください。
民主党長野県第5区総支部
長野県飯田市高羽3-4-6
TEL 0265-22-2480