2011年03月14日

・無計画の行き当たりばったり停電

東京電力による計画停電という名の『行き当たりばったり停電』が始まりました。

東電が計画停電の対象地域や時間を発表したのが13日午後8時だったため国民への周知が遅れ、14日早朝から混乱を招いたことについて枝野幸男官房長官は「結果的に今のような状況になったのは残念で遺憾だ」と述べた。

政府が東電の計画停電を了承したものであるにもかかわらず、枝野氏は政府の判断、対応への直接の謝罪を行わなかった。


総理が直々に記者会見して自らの口で了承したと国民に告げた時点で、政府には東電と同列の責任が生じている。

福島原発に象徴される伝聞広報のように、責任能力を国民に示せる政府ではないことはいまさら言うまでもない。

しかし、現政府が危機を乗り切らなければならないので、能力の限界を超えて難局の打開に努めなければならない。


ところがだ、災害対策のために特命大臣として指名されたのが蓮舫と辻元である。

節電を啓発する、すなわち省エネの先頭に立つのが蓮舫となるのだが、事業仕分けで省エネをばっさりと切り捨てた張本人だ。

環境省が子どもや家庭向け省エネ教育活動の柱とする「みんなエコクラブ推進事業」など環境関係6事業を廃止。

省エネ大賞も廃止。

この人を節電啓発に登用した菅総理の見識の無さはもはや底なしだ。


さらに、震災ボランティアの担当補佐官に任命された辻元が阪神淡路大震災で何をやったとうわさされているのか、皆さんはご存知だろうか?

当時、ピースボートの構成員だった辻元清美は、阪神淡路大震災の現場に出向き、「自衛隊は違憲だから救援物資を受け取ってはいけない」という趣旨のビラを配ったと言われている。

真偽は不明だが、ボランティア活動に精通している方々には、見逃せない噂である。

よりによって、このような疑念を抱かれている政治家を任命する菅政権の情報過疎は、・・・。


震災への対応に政府が必死になって取り組んでもらいたいとの思いは、民主党を支持するとかしないとかのレベルを超越している。

しかし、あまりにも稚拙な危機管理を見せ付けられると、任せておいて大丈夫なのかと不安になる。

国民の不安を払拭することが総理大臣に課せられた大きな使命だ。

不安を助長する人選は、今からでもやり直すべきだと思う。


**本日の発電量 56.6kwh
-第一発電所 25.1kwh
-第二発電所 31.5kwh  
Posted by komachan at 20:11Comments(2)安全

2011年03月14日

・無用な節電を煽るデマに注意

長野県の公式HPに記載されている通り、東京電力から電力を供給されている家庭以外は、緊急の節電の必要はありません。

節電して灯油の消費量が増加することで被災地へのエネルギー供給に支障が出ることの方が影響が大きくなります。(エアコンを止めて石油ストーブを使う場合など)

チェーンメールでデマが流れていますが、正しい情報の普及に切り替えましょう。

           ◇                    ◇

東北地方太平洋沖地震に伴う節電のお問い合わせについて(お知らせ)

 
 東北地方太平洋沖地震に伴う電力の供給に関連して、県民の皆様から節電についてのお問い合わせがあります。中部電力株式会社長野支店様に確認したところ、現在、次のとおりの状況であるとのことですので、お知らせします。



 電力不足地域の電気の周波数が50ヘルツであるのに対し、長野県など西側地域の周波数は60ヘルツであるため、電力不足地域へ電力を送るためには、周波数変換装置で周波数を変換する必要があります。
 現在、中部電力を含む西側地域の電力会社から既に周波数変換装置の最大能力で電力を送っております。
 このため、長野県民の皆様にせっかく節電のご協力をいただきましても、これ以上、電力不足地域への電力供給を増やすことができない状況であることをご理解ください。
 なお、今後とも低炭素社会実現のため省エネルギーにご協力いただきますようお願い申し上げます。

   
中部電力株式会社長野支店  
Posted by komachan at 11:00Comments(0)安全

2011年03月14日

・無計画停電への備え

東電の無計画な『計画停電』で混乱が広がっています。

東京電力以外の地域では緊急の節電は必要ないなどの適切な情報伝達を滞っています。

ヤフーに停電への備えがまとめられていましたのでご紹介します。

           ◇                    ◇

東北地方太平洋沖地震の影響で、電気の供給能力が不足しています。政府や電力会社でも節電を呼び掛けています。また政府より、3/14から計画停電の実施が発表されています。このページでは、今すぐ利用できる節電方法や、計画停電の予定、対処方法をご案内します


停電の前後に注意すること


・停電になる前には、念のために電化製品のコンセントをぬきましょう。

・通常の家電製品は通常の停電は問題が生じることがないように設計されていますが、パソコンなどはハードディスクをいためてデータが消失するといった可能性があります。

・コンセントを抜かずに、モーターを使った製品などが停電復旧後に一斉に稼働すると、ヒューズやブレーカーが飛んだり、ほかの製品に影響が出る場合があります。

・オール電化の場合は給湯などもできなくなります。また集合住宅などで水のくみあげを電力で行っている場合もあります。確認の上で必要な量の水を水筒や浴槽などに準備しておきましょう。

・冷蔵庫は数時間程度は保冷効果を維持しますが、冷凍庫にある保冷材や、水を袋で凍らせたものを冷蔵室に移すだけでも保冷効果が高まります。特に保存しなければいけないものはこれらのもので包んでおきましょう。

・携帯電話などは十分に充電し、ラジオなど電池で稼働する情報端末を用意しましょう。また夜間や未明の場合は懐中電灯などもご用意ください。

・対象地域によっては学校や会社などへの移動手段に影響が出る方もいらっしゃいます。早めに所属組織への確認をとっておきましょう。

・食事の時間に重なることもあります。ご飯は事前に用意しておきましょう。しかし、温め直す際にカセットコンロ、ガスコンロなどを使用する場合は、換気扇も使えませんのでご注意ください。


節電:まず大事なこと



■電力消費のピークタイムに向けて効果的な節電を
気温の低いこの時期は、18時~19時前後の時間帯が最も電力消費が高くなります。このピークタイムを避けて電気を使うようにしましょう。

■東京電力、東北電力管轄の方以外が節電しても効果は出ません
現在、関西電力管轄の地域の方に、節電をお願いするチェーンメールが出回っています。下記の関西電力ホームページでも記載されていますように、その必要は今のところありません。東日本と西日本では電気の周波数が違い、東日本に周波数を変換して送る際の容量にも上限があるためです。



■過度な節電による火災や健康被害に注意ください
関東地区ではまだ大きな余震が予想されます。ろうそく等の火を使った照明は火災などの二次災害の危険がありますので十分にご注意ください。また、必要以上に暖房の電力を切るなどして体調を崩されるといったことがないようにしましょう。


節電:個人の方へのお願い



■震災の情報はひとつの機器から得るようにしましょう
・テレビやパソコンなどの利用はできるだけまとめましょう。テレビの放送はインターネット経由でもリアルタイムに受信できます。
・テレビよりもラジオのほうが消費電力は低くなります。

■消費電力を抑える工夫を知りましょう
・必要のない電気製品はコンセントをぬいておきましょう。機器によってはそれだけで待機電力を消費していることがあります。
・冷蔵庫の設定温度を弱めにしましょう。また中身を詰め込みすぎないようにしましょう。
・白熱電球よりも蛍光灯、LED電球のほうが消費電力が低くなります。
・洗濯機、炊飯器、電子レンジなどは消費電力が高いため、ピークタイムをずらして使用するようにしましょう。

■効果的に寒さをしのぎましょう
・温かい格好をして暖房機器を使う時間を減らしましょう。
・カーテンを閉めると断熱効果が高くなります。

■節電実施中の事業者の方に理解を
・看板の電気がついていない、店内の照明が暗いなど、通常の営業とは異なる場合がありえます。個人として利用される際にもご理解をお願いします。


節電:事業者の方へのお願い



■過度な屋外広告、電飾看板などがあれば消灯しましょう
営業に支障のない範囲で節電が可能な場合はぜひご協力ください。また節電を行っていることを告知するポスターを有志の方々が配布されていますのでご活用ください。
※節電ポスター

■電力消費の高い機器をご確認ください
空調機器や電気給湯器などは多くの電力を消費します。電源を入れっぱなしにせずに、必要に応じた使用にするなどこまめな調整をお願いします。  
Posted by komachan at 09:00Comments(0)安全