2007年10月31日
・SASがボンバル機の運航中止

一方のボンバルディア社も同日、「再点検で安全性を確認している」と反論する声明を発表しています。
SASでは「機体の質に問題が多く、使用を続ければ顧客の要望に応じられなくなり、SASのブランドを傷つける可能性がある」としている。
機体使用の中止に伴う運休の影響を受ける乗客については、予約の取り直しや運賃の払い戻しなどで対応するという。
ボンバルディア機の危険性が原因で機体の使用取り止めが正式に発表されたのは今回がはじめただと思いますが、今後もこの動きが加速していくと予想されます。
長野県の松本空港では、同機の胴体着陸による事故により多数の死傷者が出ることを想定して訓練を行いましたが、乗客の安全を考えてのことではなく、事故処理の対応が目的だったことを考えれば危険性の解消には全くつながりません。
SASが乗客の安全を重視して運行を取りやめたことに対して国内の航空各社の判断が問われます。
2007年10月30日
・守屋前次官証人喚問、同席政治家は大臣

なかなか証言に立とうとせず「答えられないのか」とヤジが飛ぶ。
十秒ほどの間をおき、委員長に促されて「一人ではなく複数だったと思います」。
さらに、思い出したかのように「いろんな政治家がおられる席に宮崎さんが入ってきた会もあるし、少数の席に先生がおられて私が入ったということもあった」。
出席者の中に防衛相や旧防衛庁長官の経験者がいたかただされると、再び間をおき「現職の大臣ではなかったと思います」と証言、大臣経験者との同席を認めた。
ただ「いつごろの時期か記憶がはっきりしないので、特定の方の名前を挙げるのは迷惑をかけるので差し控えたい」とかわし、委員室はざわめき立った。
評論家の佐高信氏の話では、
政治家がきちんと役人をチェックしないから「厄人天国」をもたらした。事務次官を四年も務めたのは異常で、政治家とグルになったからできたこと。宴席に同席した人物の名前を出さなかったのは、政治家に対する脅しだろう。「隠すものを隠し、守るものを守った」という姿勢が際立つ証人喚問だった。
「山田洋行」や「日本ミライズ」は単なる商社。もっと追及するべきなのは、守屋氏と、日本の防衛利権を代表している企業との関係だ。
今日の福田・小沢の党首会談で、さらに追求するのか、解散総選挙で白黒をつけるのか、話し合い解散の可能性も話し合われると思います。
緊迫した政治情勢となってきましたね。
2007年10月29日
・守屋氏、証人喚問で真相は

守屋氏が元専務に対し、接待の見返りに、装備調達で便宜を図ったかどうかが最大の焦点になります。
証人喚問の主なポイントは、
(1)繰り返されたゴルフなどの接待の全容は。見返りはあったのか。
(2)次期輸送機のエンジン調達をめぐり、山田洋行元専務が設立した日本ミライズと「随意契約すればいい」と発言した問題の真相は。
(3)山田洋行が装備品納入で1億円前後の過大請求をしたが、不問に付された経緯。説明を受けたとされる守屋氏の関与は。
(4)山田洋行元専務が設立した軍需商社を支援するよう口利きした問題の真相は。
(5)海自補給艦の給油量をめぐる隠蔽(いんぺい)問題への関与は。
証言の内容によっては政局が大きく動くことも予想され、午後一時からの生中継から目が離せません。
2007年10月28日
・駒ケ根市が徴税吏員に辞令を交付

県総務部税務課個人県民税対策室上伊那駐在の収納推進員下平和則さん、渡辺信悟さん、今村光男さんの3人に原寛恒副市長が辞令を手渡した=写真。
任期は3月31日まで。
3人は今後市職員とともに、おおむね50万円以上を滞納している世帯を対象に滞納整理に当たる。
市内の対象世帯数は約40件。
原副市長は「税源委譲などにより、今後個人住民税の滞納は増えると予想される。税収確保に向け、大いに成果を上げてくれるものと期待している」と述べた。
主任収納推進員の下平さんは「滞納を許さないという強い姿勢を示すことで、抑止効果につながるのではないか」と話している。
以上、伊那毎日新聞より。
ご苦労様なお役目ですが、悪質な滞納者には毅然と接していただきたい。
よろしくお願いします。
2007年10月27日
・村井知事の持論は消費税を二けたに

「引き上げる時には二けたにするべきだ。」
さらに、消費税に対する認識として
「消費税は本質的に公平で経済に対する歪みの少ない税。」
いずれも26日の記者会見で述べられたものです。
低所得者になるほどに負担が重くなる消費税の逆進性を無視した知事の認識は、到底受け入れられるものではありません。
生活必需品にも課税される現在の消費税が公平さを欠いていることは一般常識となっていますが、村井知事には常識が通用しないので仕方がない。
生活者の視点を欠き、企業の利益を優先する村井知事ならではの無能ぶりを発揮した会見でした。
2007年10月26日
・ボンバルディア機の大惨事は想定内

さらに、恐ろしいことに同機の事故が起きることを前提とした訓練までもが必要とされています。
長野県営の松本空港では28日の日曜日に、ボンバルディア機が胴体着陸をすると想定した訓練を行う予定。
火災の消火にはじまって、被災者の優先順位をつけるトリアージも盛り込まれているというから、真剣そのものの訓練内容です。
空港側は、同機が事故を起こす可能性がかなり高いと見ている証拠でもあります。
そして、事故が起きれば大惨事になって、トリアージで優先順位をつける必要が生じるほど多数の死傷者が発生すると予想された上での訓練でもあります。
事故後の被害を最小限に食い止めるために訓練が必要ですが、今回行われる訓練はあまりにもリアルで、松本空港利用者の恐怖心をさらに深める効果は抜群ですね。
2007年10月25日
・飛騨市長が合法的恐喝?

自治体の長の醜態に関するレポートです。
◇ ◇
飛騨市市長 ゛船坂勝美゛ が、市役所発注の消雪工事現場へ、通行止めになっているにもかかわらず、強引に進入してきた。
受注している「M住設」社員と言争いになり、後に船坂は怒りが収まらず、「M住設」の会長と社長を呼びつけ謝罪させた。
後日、持病の糖尿病で入院するが、部下に命じて『当分の間指名見合わせ』という不合法な通達を「M住設」にした。
仕事の大半を飛騨市からの発注に依存している「M住設」にとって死活問題となり、会長は親戚で市議会議員のNに相談して、船坂を病院に見舞い、見舞金10万円を渡したと言う。
これは合法的な恐喝になるのではないでしょうか。
◇ ◇
市長が市民の代表としてではなく、自身が市の権力者であると思い込んでしまうと、このような横暴が起きてしまうんですね。
自分にとって都合の悪い市民を、例え正義に基づいた市民であっても排除するような悪徳政治家はいりません。
来る駒ヶ根市長選挙においても、排除の論理で支援者を篩い分けるような候補者は支援できませんね。
2007年10月24日
・駒ヶ根市長選に第三の候補の期待

中原市長の引退声明を受けて、後継者として名乗りを上げる見込みなのが北沢前市議。
現職の基盤を引き継ぎ、組織の引き締めに動いているようです。
一方、前回の市長選では惜敗したのが杉本氏。
4年間の準備が実を結ぶのかが危ぶまれています。
県議選で林候補の支援者との軋轢が修復不可能なところまで深刻化してしまった影響は大きいと見られています。
中原市政の継続は嫌だが、杉本氏も見放した市民には「入れたい候補がいない・・・」とこぼす人がかなりいるようです。
第三の候補の登場が期待されるところですが、今のところ表立った動きは見られません。
ただし、水面下では新たな候補の擁立の動きは確実に進みつつあり、希望の光がパッ輝く時機は遠くないと思います。
時代子供たちへどのようなメッセージを届けようとしているのか。
これから各候補の目指す方向性が明らかになるでしょうが、求めていきたいのは、
視野が広く市民の気持ちがわかる候補。
地域を愛し地球規模の環境問題に真剣に取り組んできた候補。
礼節を重んじ、約束が守れる候補。
しっかりと見極めていきたいと思います。
2007年10月23日
・昭和伊南総合病院の危機が深刻に

来年度からの産科医師の不在によって、里帰り出産は禁止され、伊那中央病院に集約しても百人規模の出産難民が出ると予想されています。
さらに、昭和伊南では整形外科の医師がここ3ヶ月で4人も立て続けに退職し、不在となることが確定しています。
救急指定病院とは名前だけで、医療体制は崩壊してしまっています。
各科の医師一覧を見ても、複数の医師名が並んでいるかは稀有で、ほとんどが一名であるか非常勤医師で急場をしのいでいる。
昭和伊南総合病院 科別診療担当医師一覧表
昭和伊南総合病院を運営しているのは、中原・駒ヶ根市長が組合長を務める伊南行政組合です。
中原市長は、来年1月の市長選挙では6選を断念し、引退を表明していますが、その理由は同院の運営失敗が大きく影響していると考えられます。
出産できないということは、市民生活の根源を揺るがす危機的な事態です。
さらに、小児科の存続も危ぶまれており、駒ヶ根市を核とした地域では、子育て環境が崩壊してしまいました。
これでは、次の選挙が戦えないと悟った中原市長が引退を決めたのも当然です。
2007年10月22日
・県内三件目のキノコ中毒発生
毒性はそれほど強くないので、 命にかかわるような事にはならないが、中毒をした事のある人の話では、とにかく苦しいらしい。
食用のウラベニホテイシメジと同じ時期、 場所に生えるのでややこしく、ウラベニホテイシメジを食べて味をしめた人がひっかかりやすい毒きのこで、まったくの初心者よりも少しきのこの事がわかるかなといった段階の人は特に注意が必要であるとのこと。
キノコの鑑別は、命に関わるので浅知恵で判断しないことが求められます。
食べられるキノコと食べられないキノコを区別しようとするから、事故がおきます。
いつも食べているキノコと、食べたことのないキノコ。
食べるキノコと食べないキノコを明確に区分している人こそが、キノコの熟練者だと思います。
山を持たない身としては、たまに許可を得て山に入っても図鑑と首っ引きで食べられるキノコを見分けるのはなかなか面倒。
やはり、自家栽培しているキノコ(シイタケとナメコ)を食べているのが安全で安心かな。