2007年08月31日
・上伊那全体に迷惑をかけた中原市長

特に、初めての出産で不安がいっぱいでも、実の親がアドバイスしてくれる安心感は他では得がたい。
ところが、駒ヶ根のある上伊那では「里帰り出産」を受け入れないことになりました。
理由は、昭和伊南総合病院(駒ヶ根)が産婦人科を休止するからです。
長野日報 (Nagano Nippo Web) - ニュース - 「里帰り出産」自粛を 伊那中央病院が来年4月から
同病院を運営する伊南行政組合のトップに君臨した、中原・駒ヶ根市長の責任は重大です。
上伊那全域をカバーせざるを得なくなった伊那中央病院にまで迷惑をかけた責任をどのようにしてとるのか。
もしかして「市長6期目を目指すことでで責任としたい」などと、今季限りといった前言を取り消すのかな。
医師不足は全国的な問題ですが、だからといって個々の無策を不問にすることにはならない。
潔く身を引いて責任を取らない自民党の大臣たちをまねてもらっては困るのだが・・・。
2007年08月30日
・安心してお産ができない駒ヶ根市

妊娠中の女性(38)の受け入れを9病院に断られた末、大阪府高槻市の高槻病院へ搬送中に救急車が事故を起こした問題では、事故後に流産の可能性を伝えられた高槻病院は「処置は難しい」と一度断ったことを明らかにしています。
産婦人科の医師不足は全国的な問題で、国の抜本的な対策が望まれます。
しかし、緊急的な対策は各自治体の裁量にかかっており、子供を産める環境を作ってきたかどうかが市長の手腕として問われています。
駒ヶ根市に当てはめてみると、中原市長は完全に失格です。
駒ヶ根の昭和伊南病院では来年4月か出産ができなくなってしまったからです。
伊那市と飯田市に支援を求める方針のようですが、支援を求める時点で医療行政の失敗が確定しています。
支援を求める伊那市と飯田市のように医療体制への投資を怠ったことの顛末が、産科の廃止であり、整形外科治療の危機的状況です。
バイパス整備などに多額の投資をし、緊急性のない公共事業を優先して、緊急課題の医療をないがしろにしてきたツケが一気に噴出してきました。
社会の流れを把握できなかった中原・駒ヶ根市長の責任は重大です。
2007年08月29日
・上伊那で新たな大型風力発電計画

箕輪町西部の桑沢山(標高1538メートル)の尾根伝いに、総合建設業安藤建設(本社東京都)が計画し、横峰(標高1549メートル)から北約6キロの範囲に、高さ約78メートルの支柱に直系約82メートルのローターを取り付けた全高約119メートルの風車15基を設置する。
発電量は15基で3万キロワット。
計画に対し、箕輪町長は「代替エネルギーとしては必要だとは思うが、環境にもかかわるだけに、住民とよく相談した上で結論を出したい」と慎重な姿勢を示している。
上伊那地方では、伊那市長谷の鹿嶺高原から富士見町の入笠山にかけて民間業者が大型風力発電施設の建設を計画し、地元説明会などを行ったが、伊那市の小坂樫男市長は昨年12月、景観の悪化や災害の心配などを理由に同所での大型風力発電施設建設には反対の意思を表明した。
7月の懇談で業者側は、事業推進の考えは変わらないとしているが、推進する業者と反対する市長の双方に、純粋なエネルギー事業としての捉え方以外の裏事情が隠されているようで胡散臭い。
2007年08月28日
・長野看護大セクハラ教授が提訴

問題となったセクハラ行為は県の処分者リストによると、
平成18年2月から3月の間、女子学生に対し、5回にわたり、教授研究室等で、着衣を肩下までずらし肩のマッサージを行う、強引に膝に座らせて後ろから抱きしめ上半身を触るなどのセクハラ行為を行った。
元教授の言い分では、「女子学生は交際中の男性の気を引くため、『セクハラされている自分』を演じるうちに、引っ込みがつかなくなったのが真相」と主張。
しかし、肩を揉んだ程度ならまだしも、抱きしめて胸を揉んだらアウトでしょう。
2007年08月27日
・温暖化防止_やる気あるの?

温暖化の原因となる温室効果ガス削減のエースは「森林」ですが、ギリシャに限らず世界各地で森林の衰退が深刻化している状況では、理論値としての森林吸収力と実際の温室効果ガス吸収に乖離が生じています。
環境省では、「一人一日一キログラムの削減」を掲げていますが、国民が理解できているとは思えません。
日本国民のほとんどが、自分の排出している温室効果ガス量を把握していない状況では、『馬の耳に念仏』に過ぎないからです。
生活を見直して無駄を省き、お金を使わずに頭を使う。
一方で、森林整備が最重要な公共事業であることを共通の課題として認識する。
ちょっとした意識の変革なのだが、自分の生活圏だけの便利な生活に没頭している多くの人にとっては難しいことなのかもしれません。
2007年08月26日
・ボンバルディア機がまたも緊急着陸

二十五日午後零時二十五分ごろ、岡山市の上空約七千三百メートルを飛行中の松本発福岡行き日本エアコミューター3546便ボンバルディアDHC8―400型で、左側プロペラの回転数を制御する機能に異常があることを示す警告灯がついた。
同機は左側のエンジンを停止させ、右側エンジンだけで約三十分間飛行。
午後零時五十五分、大阪空港に緊急着陸した。
乗客乗員計六十五人にけがはなかった。
長野県による数億円の経費負担で就航している松本発の福岡便で起きた事故です。
頻繁に機体の故障で重大な事故を連発するボンバルディア機の危険性がさらに高まりました。
長野県が多額の負担をしていながら、同機の安全管理はないがしろにされています。
松本空港には同機を運行する日本エアコミューターの整備士がおらず、離陸前の点検整備は機長が目視点検するのみです。
こんなずさんな運行に県民の税金を使わせて良いものか。
長野県世論協会の調査でも、「空港を利用したことがない」が全体の76%で、長野県民全体の利益になっていないことが裏付けられている。
利用目的の71%も観光であって、県内産業の活性化に結びついていない。
危険な運行を続けることで長野県のイメージダウンを考えれば、経費負担をしてまで就航を続けさせる価値はないと思う。
2007年08月25日
・飲むなら乗るな_乗ったら飲むな

「駐輪代の150円が惜しかった」
飲酒運転の理由が150円で、結果は懲戒免職。
飲酒による判断力低下を印象付ける事故です。
駒ヶ根市では、本日、「天竜ふるさと祭り」が開催されます。
大きな声ではいえませんが、過去には飲酒運転が散見されていました。
飲酒してから消防団員が警戒活動をしていたとの話も漏れ伝わっています。
あれほどの社会問題となった福岡でも、当事者である市の職員に飲酒運転が発生した事を考えると、飲酒後には善悪の判断ができなくなると考える方が賢明です。
酒を飲む可能性があるところに、自動車やバイクを使って出かけることから飲酒運転は始まります。
「飲んだら乗るな」
ではなく、
「飲むなら乗るな_乗ったら飲むな」
で、飲酒と自動車の運転を完全に切り離す意識付けが必要なようです。
天竜ふるさと祭りで「酒」に近づく可能性のある方々は、くれぐれも運転していかないように。
駒ヶ根警察署は交通整理が大変でしょうが、それにも増して飲酒運転の徹底的な取締りを期待します。
2007年08月24日
・ダム造るなら森林税は払わない

当初は2ヶ月ほどかかると見込まれていたものが、1ヵ月半でのスピード認可となった背景には、村井知事による政府自民党の圧力が考えられます。
先の参院選で民主党が大勝したことによる政権交代の機運を捉え、現政権下での利権事業は異例のスピードでの駆け込み認可が考えられていました。
浅川ダムの認可を出した国交省のお役人たちも、政権が変われば整合性のない治水事業が停められるのは必至なので、安倍さんが総理の座にしがみついている間隙を縫って、既成事実の積み上げに必至なのだと思います。
さらに問題なのは、長野県はダム建設と並行して森林整備の原資と称した森林税の導入に踏み切る公算です。
疲弊して危機的状況を迎えた森林の整備は急務であることは異論がありませんが、ダム建設と森林整備では二重投資になる恐れが強い。
ダム建設を必要最小限にとどめ、その代わりに緑のダム機能を復活させるための森林整備費用として森林税を創設するならば県民の理解も得られるだろう。
しかし、ダムも造る、森林にも手入れをするでは、単なる公共事業の増加に陥ってしまう。
村井知事の言うところの森林整備とは、「木を見ず林道を見る」に決まりきってしまう。
厳しい県の財政を考えたら二重投資などできるはずもないが、借金を増やすことが美徳と思い込んでいる知事には将来の危機などお構いなしだ。
国会議員時代の実績至上主義が身についていて、自分の権力を生かしてどれだけの「モノ」を形として残すかが人生の目標と化してしまっている。
長野県の将来を見据えているのではなく、県下の事業者の売り上げが伸びることのみを目指している村井知事ならではのお粗末な人生観だが、これを選んだ有権者はさらにアホの極致に尽きる。
2007年08月23日
・保育料の滞納者は退所させる

厚生労働省の調査では、全国で90億円に上るという。
3.7%が滞納しているというから、一クラスに一人の割合でいる計算になる。
このうち、経済的な問題を抱えて滞納しているのは二割程度だと見られ、残りの七割は「払えるのに払わない」確信犯のようです。
保育所の利用料金は所得比例で決められていて、低所得者は無料から数千円程度と手厚い保護を受けています。
前年度の所得がもとになるので、急にリストラされたりしたら年度末までは大変ですが、収入がある時に貯金しておけばよいわけで、貯えがないという人は使い切った計画性のなさが責められます。
この問題は給食費の滞納と本質が同じで、払わなくても見逃されると軽く考えている保護者に責任があります。
福祉施設の善意を逆手にとっての悪事ですからさらに性質が悪い。
正当な理由なしに滞納する保護者には、期限を区切って保育の打ち切りを宣言するべきだと思います。
法律が必要なら迅速に整備すべきでしょう。
保育を受けたくても待機させられている子供たちの権利を考えれば当然です。
2007年08月22日
・腕相撲ゲーム機で骨折相次ぐ

骨折した3人は男性で、うち2人は外国人だそうです。
腕相撲のゲーム機は何十年も前からある古典的なものですが、事故が起きた機種は小川直也監修で、全10段階のレベルに合わせて登場する対戦キャラクターは「メイドコスプレ」「酔拳を使っていた老人」「鬼教官」などバラエティに富んだユニークな設定となっており、レベル9の「謎のチャンピオン」は、過去に挑戦したプレイヤーの中でランキング1位を獲得している者の動きを再現しているそうです。
生身の人間を相手にする実際の腕相撲との違いは、硬い模型の腕を相手にするので手首の返しや前後の力加減などのテクニックが使えずに、単純な腕力が試されます。
その分、腕には一方的な曲げの力が働くので、骨への負担は実際の腕相撲よりも大きいと思います。
以前、夏休みにホテルでアルバイトをしていたことがあって、休憩時間にゲームコーナーで腕相撲ゲーム機で遊んでいました。
バイト仲間の腕自慢が交互に大相撲の番付に倣ってランク付けされた最上位のレベルの横綱に挑戦しました。
私も参加していて案外あっさりと横綱に勝ったのですが、それを見ていたホテルの宿泊客が
「俺が金を払うから大関とやってみろ」
と、注文をつけてきました。
お客様は神様ですから断るわけにもいかず、理由を尋ねると、
「そのゲーム機は横綱よりも大関の方が強い。横綱に勝ったからといって俺が負けた大関には勝てるはずがない」
という、かなりハチャメチャな言いがかりです。
仕方がないので、ゴチになって挑戦することに。
確かに、大関は横綱よりも手ごたえがありましたが、所詮は大関ですからあっという間に勝ち。
どうやら、横綱はみんなが対戦するので消耗して弱くなっていたようでした。
(9:22更新)