2007年08月21日
・駒ヶ根市長選挙は1月20日

告示は1月13日、投票は同20日。
立候補手続き説明会は今年12月中旬に、立候補届け出書類の事前審査は1月上旬に行う予定。
市長選に向けては現職の中原正純氏、前回選で当選まであと一歩と迫った元県教育次長の杉本幸治氏のほか、元市議会議長などの名前が挙がっているが、現時点ではいずれも出馬について明言を避けている。
中原市長の6期目はないと願いたいが、善悪の判断が困難な状況にあるとも伝えられているので、あらゆる手段を使って多選実現に走るかもしれません。
中原市長の周辺では、警察(特捜)の動きがあるとの情報もあり、うかつにブログのネタにもできないほどです。
暴力団からの強請りに応じるために資金集めに奔走しているとも言われており、クリーンな政治ができる状況でないことは確かです。
市長選が本格化するまでは、中原市長に近寄るのはあまりにも物騒なので、ここのところ取り上げるのは控えています。
6期目があるとしたら、裏社会への資金提供のため市長の給与が不可欠だとの噂が裏付けられることにもなり、今後の行動から目が離せません。
**裏社会とのつながりの発端となった記事
ネット写真否定 中原市長、出版社に法的措置検討
2007年08月20日
・富士サファリパークへ行ってきた

夏休みの家族サービスです。
入園料が大人2700円とかなり高いのですが、会員特典を使えば大人一人が無料になったり、一人当たり700円ほど割引されたりで、一人900円ほどにできました。
お楽しみは、放し飼いにされた猛獣達を間近で見られることですが、自家用車でサファリゾーンに入れば追加料金なしとお得です。
ただし、車を傷つけられたくない人は、ジャングルバスという金網に囲まれた1200円のバスに乗って入ります。
こちらは餌やりの特典つき。

連日の猛暑でお疲れ気味ですが、至近距離で金網なしの状況で接すると迫力というよりも恐怖です。
おとなしく寝ていてくれたほうが安心して観察できます。
印象的だったのが、遠くを見つめているチーター。
故郷の本物のサファリの暑さを思い出しているかのようでした。
窓を開ければ手が届くほどの近さで、表情まで観察できたのには感動しましたよ。

シカ類最大のワピチのメスが近寄ってきて、車のアンテナの先をパクリ!
ワゴン車の天井についているアンテナの先ですから、地上から2m以上ありますが、口に入れてモゴモゴ。
曲がってしまいました・・・。
所要時間は50分くらいに設定されたいましたが、子供たち次から次へ現われる動物に感動しきりだったので、大幅にオーバーして90分近く見学させてもらいました。
2007年08月19日
・ハクビシンごっこ
畑のトウモロコシが連夜、ハクビシンに食い荒らされています。
防獣ネットを取り付けても、穴を掘って入り込む。
穴を掘れないようにと角材を埋め込んでも、さらにその下を掘って入り込む。
イタチごっこどころかハクビシンごっこに奔走されています。
人間が食べたのはハクビシンが食べた十分の一程度。
ハクビシンのご飯を作ってやっているような状態です。
今年のトウモロコシは出来がよく、甘すぎてたくさん食べたくなくなるほどなので、ハクビシンには垂涎の的となっているようです。
残りは数本。
どちらが多く食べられるか。
2007年08月18日
・ETCの通勤割引を使ってみた

往復で8900円のところを5350円と、得した金額は3550円でした。
家族で一食のラーメン代くらいにはなります。
片道で250km以上走るのですが、通勤割引は100km以内の走行に限られるので、最低でも2回はICを出入りしないとならない。
また、高速と一般道を交互に利用しなければならない区間があって、渋滞による時間帯オーバーの危険性も考慮しなければなりません。
さらに、一旦出て、すぐに入りやすい構造のICを探すのも一苦労。
出発の前日に、乗り換えるICを数パターン変えたものと、出発時間も変えて、12通りほどのシミュレーションをしてみました。
当然、スケジュールはこのシミュレーションの結果をもとに、昼食の場所なども決まってきます。
何の準備もなく、高速道路地図を目安にやってみた昨年は、かなりバタバタとしました。
しかし、スケジュールのシミュレーションができていた今年は、現在時刻とシミュレーション結果を見比べれば乗り換えるICも一目でわかり、のんびりと時速80~90km/hの省エネ走行できました。
乗り換えやすいICを探すのは、ICの拡大地図が表示されるweb地図サービスを使って、出入りのための無駄な距離がなく、料金所先に転回スペースがあることを条件にしました。
駒ヶ根から日本海を目指す場合は、麻績ICが94.8kmと距離もちょうどよく、乗り換えに余裕がもてる環境です。
もうちょっと手前だと豊科も候補ですが、料金所を出てからUターンするまでの距離が短く、ETCカードを抜き差しするのに余裕がありません。
一般道へ出てから転回するくらいの余裕を持ったほうがよいかもしません。
2007年08月17日
・家庭向け炭素税を考える

二酸化炭素などの温暖化ガスを一定量以上放出すると、税金を取られるとなれば、温暖化には無関心な人でも排出ガスの削減に取り組むのは必定です。
そこで、我が家を例題として、炭素税のモデルを考えてみました。
二酸化炭素を対象とした場合、排出量取引の単価がトン当たり3000円くらいだそうです。
また、IPCCでは温暖化対策費用は1トンの削減に100ドルが必要としている。
炭素税の性格からして、温暖化防止に必要な費用を捻出すると考えたほうが適当だから、二酸化炭素1トン当たり12000円としました。
次に課税標準の設定は、2020年には20%程度の削減が必要だといわれていることを念頭に、1990年比で-20%より多い場合に課税することとしました。
我が家は五人家族なので、5人世帯の二酸化炭素排出量の全国平均値を計算したら、1990年比-20%だと4.2トン。
我が家の二酸化炭素排出量は、自営業の分も含めて2005年の実績で5.3トンですから、差し引き1.1トンとして13200円が課税される計算となります。
2005年は、それなりの省エネしかしていなかったので、課税されても当然だったと思いますが、2006年はかなり頑張って省エネしたので課税標準を下回っています。
2006年の年間排出量は3.7トン。
2020年基準を満たしているとみなされるので、当面は非課税世帯となると見込んでいます。
では、2050年には50%削減を目標にするとされていますので、その場合は2.6トンが5人世帯の標準排出量となります。
事業系排出量を除いた我が家の家庭からの排出量は2006年実績で2.5トンなので、家庭としては2050年標準もクリアしていることになりました。
炭素税が導入されても怖くないな。
2007年08月16日
・企業に二酸化炭素の削減義務化へ

一定規模の施設には排出量を定めて削減を義務付けることも視野に入れる。政府内で調整し、来年の通常国会への改正案提出を目指す。
企業活動に本格的に排出削減を求める規制には経済界の反発も強く、調整が難航する可能性もある。
若林環境相が同日の閣議後の記者会見で「業務部門における対策を強化する。京都議定書の目標を確実に達成するため、有効な措置を講ずる強い決意だ」と述べた。
日本は京都議定書でCO2などの温室効果ガスを、08~12年度に90年度比でマイナス6%とする削減目標が課せられている。
しかし、05年度実績では逆に7.8%増加。特に業務部門は44.6%増と産業部門などと比べて排出量の伸びが最も著しく、温室効果ガス排出量全体の約6分の1を占める。
大型ビルの建設が相次ぎ、床面積が増加したことなどが原因とされる。
同じく伸びが大きい家庭部門とともに議定書を達成する上で大きな課題となっており、法的強制力のある追加策の検討が必要と判断した。
現行の温対法で一定規模以上の工場や運輸業者に温室効果ガス排出量の報告を義務づけているのを業務部門にも広げるほか、冷暖房などエネルギーを大量消費する百貨店やオフィスビルなど一定の床面積以上の大型施設に対し、単位面積当たりの排出量の数値目標を定めることも検討する。
ただ、企業への削減義務付けは、操業時間の短縮など経営にかかわる対応につながりかねないと経済界は反対している。
同省と経済産業省がまとめた温室効果ガスの2010年度の排出見通しでも、現行の政府の目標達成計画のままでは、業務部門は28.5~30.9%増えると推計されている。
両省の合同審議会は10日、業務と家庭部門の対策を抜本的に強化することが必要だとする中間報告をまとめた。
(朝日新聞記事より引用)
震災による原発停止によって、2%のCO2増加が見込まれる中で、遅々として進まない排出削減の取り組みを見ていると、日本もアメリカと同類の経済優先→人類の存亡は何とかなるかも_の無責任国家なのだと痛感します。
2007年08月15日
・猛暑に粋な一組限定の宿

宿泊施設にとっては書き入れ時の夏休み。
しかしこの時期、京都市東山区の町家を使った宿はひと月休業する。
理由はエアコンを付けていないから。
主人は「町家の構造とエアコンは合わない。でもお客さんには耐えられない暑さかもしれないので休みます」。
京都市が観光客5000万人構想を掲げるなか、商売よりも町家の趣や環境を大切にする気持ちが光る。
蹴上の三条通に面した小さな宿「あずきや」は北村チエコさん(35)が4年前に始めた。
昭和初期に住まいとして建てられた自宅を改修した。
改修する際、エアコンを付けなかった。
町家は通気性の良さが特徴で「土壁の雰囲気にもエアコンはそぐわない」。
結果、真夏はやっぱり暑い。「それは覚悟のうえ。でもお客さんには暑すぎるから、宿を休みにしました」
祇園祭の宵山(7月16日)から五山の送り火(8月16日)まで完全休業する。
その前後は「暑いですよ」と客に念押しし、ひと組限定で宿泊を受け付ける。
ひと組なら部屋の戸を開け放って、風を通せるからだ。
ひと月間休業するのは商売上は苦しい。
しかしエアコンは付けたくない。
「夏が暑いのは仕方ない」。
涼しい顔だ。
(京都新聞の記事より)
気持ちのゆとりが生み出す粋ですね。
地球温暖化を防止するキーワードは、ゆとりかもしれない。
2007年08月14日
・打ち水は温暖化防止には効果なし

今年も各地で、大規模な打ち水イベントが開催されています。
中には、地球温暖化防止の対策の一つと位置づけている、おバカな主催者までいます。
打ち水の効果は「一時の涼を得る」に限られます。
涼を得られたことと、温暖化防止の対策が直接結びつけるための、例えば打ち水をした周辺の店舗の冷房を切るとか、車の冷房を止めるとか、次の行動に結び付けないとほとんど無意味です。
百歩譲って、打ち水で涼しくなることで、暑さを再認識して、温暖化防止への必要性を確認させる効果がないともいえない。
しかし、打ち水をするための「水」を移動させるために、イベントによってはかなりのエネルギーを消費していることを参加者には正確に伝えていない。
例えば、大阪・御堂筋で播かれた17トンの打ち水。
0.8度下がったと大喜びしている参加者には悪いが、浴衣や作務衣(さむえ)姿の百貨店員や会社員ら計約3000人が、梅田から難波までの御堂筋約4キロで水をまくための移動に使ったエネルギーの分だけ、温暖化を加速したとも言える。
梅田-難波だから人は地下鉄利用して集まっただろうから無視できないこともないが、この作戦で使われた高度処理水約17トンは、間違いなくタンクローリーで運ばれたはずだ。
啓発イベントとしての効果を期待していると好意的に捉えるにしても、負の側面が混在していることを参加者に正確に伝えた方が良いと思います。
賢明な読者には釈迦に説法かもしれませんが、0.8度下がったのは地表面付近の空気の温度であって、打ち水が蒸発した水蒸気には0.8度に相当する蒸発潜熱が含まれて、上空の温度を高めています。
だから生活環境の温度低下であっても、地球温暖化防止の効果は全くないのですよ。
打ち水で温暖化防止の効果を上げるには、打ち水で温度が下がったらその分の冷房エネルギーを削減する努力が絶対条件です。
もちろん、湿度が上昇しますので、風で湿気が飛ばされる条件でないと、不快指数が向上して、より暑く感じるなんて大失敗を招くよ。
2007年08月13日
・法律無視の同情論がまかり通る

首相は「分かりました」とうなずいていたという。
自民党の集票マシーンは、公職選挙法など有名無実と化している、自治体の首長の権限を利用して機能していたということです。
これを裏付けるように、長野県南佐久郡川上村で自民党候補への投票依頼などをしたとして公選法違反(公務員の地位利用)で、副村長の由井明彦が逮捕されています。
内閣府政務官を務めた自民党の比例候補です。
県内だけでなく、官僚として築いた人脈を使って、各地の自治体に投票依頼の文章を直接送りつける、法律無視のとんでもない候補者でした。
村井・長野県知事ともつながりがあり、知事は選挙違反で逮捕された副村長に「同情する」と公言し、順法意識の欠如をあらわにしています。
自民党にとって、自治体の票を集めるのは当然のことであって、それが基に逮捕されたのだから根っからの自民党体質が染み付いた村井知事としては、法を犯した罪など問題ではないのでしょう。
さらに問題なのは、この村井知事の「同情する」発言を、ほとんど問題視しないSM新聞を始めとしたマスコミのだらしなさです。
田中康夫・前長野県知事には、重箱の隅を突くようにして批判を繰り返してきた記者やデスクたちが、村井知事になったとたんに、飼いならされてしまいました。
吉村・元長野県知事時代以前に坂戻りしただけかもしれませんが。
恥を知れ!SM新聞記者。
2007年08月12日
・金子さん、長野県を見捨てないで

県の公共事業を検証する「公共事業評価監視委員会」の金子勝委員(慶応大教授)が、5月に委員を解任された問題で、金子氏は10日、県庁を訪れ、原悟志・土木部長と話し合いを行った。
その結果、解任を撤回した上で今後については再度協議することで合意した。
しかし、この解任騒ぎについて県は「手続き上の不具合が原因」とする一方、金子氏は「委員会のあり方に問題がある」として双方の主張はかみ合わなかった。
この問題について金子氏は、「監視される側の県が勝手に委員を辞めさせることが出来れば第三者機関の独立性や有効性失われる」と、県の姿勢を批判。
さらに、同じ時期に辞職勧告を受けた委員は浅川ダムに否定的だったことを取り上げ、「独裁に陥る懸念を抱かざるを得ない」と主張する。
これに対して村井仁知事は、金子氏個人の問題との考えだ。
「連絡も取れない、顔も出さない方にお引きいただくのは理解できる。ただ、県の意向に沿っていただく必要はなく、議論を封殺するつもりはない」と述べた。
(毎日新聞より引用)
金子氏には、万障繰り合わせて長野県を監視していただきたい。
正論で村井知事を牛耳れる存在が皆無の長野県では、外部の力に頼るしかない状況です。
今回の県の一方的な強権発動をマスコミに取り上げさせ、撤回させることができたのも金子氏の才覚あってのことです。
その金子氏は、村井知事にとっては最も疎ましい存在に違いないので、なんとしてでも排除しようと画策し続けると思われます。
それに屈することなく、地方行政の腐敗を正すことに力を貸してもらいたい。
善良なる長野県民の切なる思いです。