2008年12月22日
・伊那市の医師ひき逃げ少年を逮捕

自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されたのは、同市の飲食店店員の少年(19)です。
捜査本部の調べでは、事故があったとみられる時間帯に少年の軽自動車が付近を通行していたことが判明。
少年に任意同行を求めて事情を聴いたところ、容疑を認めたという。
事件の詳細は今後明らかになるでしょうが、なぜひき逃げしたのか動機の解明を徹底してもらいたい。
事情聴取に少年は「人をはねて一度は車を停めたが、怖くなって逃げた」と供述したという。
逃げたら罪から逃れられたり、軽くなるのかもと安易に考えるからひき逃げが起こるんであって、ひき逃げの罰則が軽すぎることが要因ではないですか。
ひき逃げは殺人罪を適用することを考える時期に来ていると思います。
罪を重くしても被害者が生き返るわけではなく、加害者の社会的更生が重視されるのが今の刑事罰の考え方です。
しかし、新たな被害者の発生を食い止めることを第一義とする観点に立てば、加害者の人権は二の次でいい。
更生に失敗した場合のリスクを、罪のない一般社会の善良な市民が負うのは不当だと思うからです。
故意で重大犯罪者となった飲酒運転者やひき逃げ犯は、情状酌量の対象にする必要がない。
甘い刑罰が犯罪を誘発している現状を一刻も早く解消してもらうことが、悪質交通犯罪の抑止力になると思います。
今回のひき逃げ事件を犯した犯人が飲酒運転だったかどうかはまだわかりませんが、飲食店員という肩書きや時刻からすると可能性が高い。
まだまだ日本の社会は酒にまつわる犯罪に甘い。
酒が社会の良薬とする考え方を改めることも必要ですね。
※16:58 記事差し替え 供述内容を一部訂正
2008年12月21日
・伊那中央病院の医師がひき逃げ死

人の命に差はないというけれど、伊那市でひき逃げ事故に遭われた医師、飯島智さんの死は、上伊那住民にとって大きな損失です。
医師不足に悩むこの地域で、伊那中央病院の外科医療の中堅を担っていた飯島医師の存在は欠かせないものでした。
伊那中央病院のHPによると、同院の外科医師は5名。(報道だと6名)
飯島医師は、平成4年信州大学卒業の最も若手です。
駒ヶ根の昭和伊南総合病院に数年間勤務医として在籍していたこともありますから、駒ヶ根市民にも縁の深いお医者さんでした。
職場の忘年会の帰り道で事故に遭われたようですが、午前3時では目撃証言も少ないかもしれません。
警察には、ひき逃げ犯の検挙に全力を挙げてもらいましょう。
捜査本部は、専用のフリーダイヤル((電)0120・048・110)を設置し、情報提供を呼びかけている。
人の命を救うことを使命としている医師を、ひき逃げした犯人は絶対に許せない。(知らなかったとしても・・・。)
飲酒とひき逃げは凶悪交通犯罪の代名詞になりましたが、歩行者の飲酒にも気をつけるに越したことはありません。
車が避けてくれると思ったら大間違いで、特に夜中に走行する車は、相手も飲酒の危険が潜んでいるから注意が怠れない。
宴会は楽しむとしても、終われば確実に家に帰る手段に気を配ることが欠かせません。
我々ふつうの一般庶民が気をつけるのは当然として、勤務医のお医者さんは地域の最重要人物なので、細心の注意を払って身の安全を確保してください。
本当にお願いしますよ。
2008年12月20日
・北アルプス広域連合のゴミ処理2

先日、住民運動の代表者とお会いしたのですが、上伊那とも違う行政の一方的な対応に苦労されているようでした。
その白馬村では、来年一月に北アルプス広域連合が村民アンケート調査を実施することが決まっている。
太田紘熙村長は、毎日新聞の取材に対し「アンケート調査では(建設の)良し悪(あ)しだけでなく、意見もくみ取りたい。結論を出す手段になる」と話しているという。
反対運動があれば、相対する推進運動があるのもの。
ただし、反対運動が純粋に住民主体なのに対して、推進運動は住民運動の皮をかぶった行政の偽装であることも少なくない。
北アルプス広域連合の一員である小谷村の推進運動はまさしくそれらしい。
その証拠が冒頭の画像に示した、小谷村長の協力依頼。
村長の名前で行政文書として地区役員に配布されたものです。
「建設促進を求める会の署名に協力しろ」と、村長からの指令が組織的に発せられている。
建設促進派のチラシは村で印刷しているというのですから、さらにひどい。
建設したい行政とすれば推進運動の存在がありがたいのは理解できるが、だからといって積極的にかかわってしまっては署名運動そのものの価値が疑われてしまう。
村長が先頭に立って集めた署名が、住民の自由な意思表示だと判断されるのはおかしいですよね。
必要だが嫌われ者のゴミ処理施設の建設は、行政と住民の相互信頼が不可欠です。
しかし、早く進めたいとの思いが強い行政の拙速な対応が、最終的には計画の遅れを招いてしまう。
難しい課題だからこそ『急がば回れ』。
反対運動に取り組んでいるかたがたも、ゴミをゼロにできない現状を理解しているので建設に絶対反対なわけではない。
今ある施設の有効活用や、建設場所の選定が不十分だから納得できないんだと思います。
住民の知恵をお借りして、住民の自治意識に任せてみるのも解決のひとつの方策ではないかな。
「お上に任せておけばいい」
こういう意識がある限り、住民の理解を得ることは難しいと思います。
議員や行政職員の知見よりも、多くの住民や地元企業のスタッフから得られる文殊の知恵の方が上回っているからです。
住民協働のメリットを生かすためには、限られた行政職員や、普通のおじさん、おばさんに過ぎない議員の力不足を補って余りある、『住民の知恵袋』をいかんなく発揮してもらうことだと思います。
2008年12月19日
・プリメインアンプ、KA-7300復活

太陽熱温水器や薪の風呂釜など、我が家のエコロジー生活に欠かせない設備も、廃棄処分になる寸前に、「こんなの出たけど、いらない?」との、ありがたい電話で第二の活躍の場が与えられたものです。
現場に出向いたついでに、捨ててしまうには惜しい逸品も頂戴してくることがあります。
これらはオークションに出せば、使ってくれる人がいるかもしれない。
不用品のオークション出品は、ほとんどの場合は稼ぎにはなりませんが、ごみが資源に変えられる絶好の機会です。
そんな不用品の中にレコードがありました。
そのまま出品してもいいのですが、音がちゃんと出るのかどうか確認しないと後々トラブルのものです。
かと言って、レコードを再生するにはレコードプレーヤーが必要です。
しかたなく、倉庫の片隅で埃をかぶっていたレコードプレーヤーとアンプを持ち出してきて設置することにしました。
30年以上も前の『テクニクス』のレコードプレーヤーは、当時の最先端だったダイレクトドライブやフルオート操作。
さらに古いアンプはKA-7300で、1975年にトリオ(現ケンウッド)が発売したプリメインアンプ。
L、R独立に電源トランスを搭載した左右独立電源のアンプで、この後「独立電源ブーム」を巻き起こした独立電源アンプの第1号機でした。
KA-7300は中級機ながら左右独立の電源部を中心に、各部に音質重視の設計が行われた高性能アンプとの高評価を得ていた。
高校時代に一人で秋葉原まで出かけて行って買った想い出の製品です。
押入れの奥からスピーカーコードを探し出し、おそるおそるすべての配線を接続します。
レコードをターンテーブルに載せて、アンプの電源を入れ、セミオートでアームを操作する。
レコード針が盤の溝をトレースする緊張の瞬間。
ザーという音とともにカートリッジが滑ってしまいました。
針の保護カバーがついたままだったんです。
針圧やアンチスケーティングの設定値も忘れていたので、やはりタンスの奥から取扱説明書を探し出して確認します。
セッティングが完了したところで再びチャレンジしますが、左側の音が聞こえてきません。
20年以上使われていなかった電気製品なので接点が接触不良を起こしている可能性が高い。
すべてのレバーとノブを動かしてみると、トーンコントロールのターンオーバー切り替えレバーの操作で雑音が入ります。
雑音が消えるまで何度も上下させて接点を復活させました。
30年前の音が復活した瞬間は、音質どうのこうのは関係なく、感動しました。
一方で、オークション出品の商品確認だけのための臨時復活ではもったいないと思いながら、音楽聴くだけならCDで十分だなと思ってしまう。
まだまだ、生活に心のゆとりが足りないのかな。
2008年12月18日
・太陽光発電のずさんな訪問販売

大手家電量販店の名前のついた代理店名なので、悪質な訪問販売業者ではなさそうです。
データー調査に協力してほしいという内容だったので、話を聞いてみることにしました。
電話をしたらその日のうちに担当者がやってきて、
「ご家庭の電気ガスの消費量と建物(屋根)の構造などの調査票を記入していただければ、初期費用と発電がうまくバランスするようなシステムをご提案します。」
そう言って調査票をおいていったので、昨年一年間の電気・ガスの使用量を調べて平均値と最大値を調査票に書き込み、屋根の構造なども答えて翌日渡しました。
我が家では、太陽熱温水器の詳細なデータ調査を続けており、発電でも同様に取り組んでみたい意思があると申し添えて。
システム提案に来る日が昨日でした。
担当者が二名来て、太陽光発電パネルが二種類組み込まれたデモ用装置の説明から始まります。
右が一般的な多結晶タイプで、左側が今回お勧めする単結晶タイプ。
懐中電灯の光をパネルに当てて、発電された電力で回転盤が回るんですが、その速さが異なる。
発電効率が20%程度違うんで、その効果が現れているとの説明です。
発電効率が違うんだなと感心しているところで同席していた知人が、おもむろに右側の多結晶型パネルに懐中電灯を二本とも置いてしまった。
受光量が二倍になったので、発電効率のハンデを補って余りある回転するはずが、やっぱり回転がそれほど速くならない。
あれっ?なんか変だなと思う。
インバータはどこのものを使っているのかと聞くと、やっぱり信頼の三菱でした。
それでも10年くらいが寿命ですよねと振ると、「保証期間が10年ありますから、9年ほど使ったらこちらでうまく故障させてしまいます。そうすれば新しいのが入りますよ。」
ええっ??それって不当行為じゃないの。
さらに、「行政の補助を受けようと思うと、システムの単価がキロワットあたり70万円くらいで制限されるから、高価な単結晶タイプは補助を受けられないですよね。」と話を向けると、
「補助金の条件に適合するように何とでも見積もりが作れます。」
今度は補助金の不正受給か!
何なんだ、この業者はと、不振が最大限に増幅したところで、「ところで我が家に設置した場合のシミュレーションを見せてもらえますか」と、本題に入る。
ところが、「発電のシミュレーションはできません。ノウハウもないし、へたに出したりすると実績値で下回ったりするとこっちが不利になるので、250kw(2.1kw型)に月数を掛けたものを年間の発電量としてお示しするだけです。」
なんだ、ただの訪問販売業者じゃないですか。
先に渡した電力やガスの使用実績は、オール電化を売り込むために聞いただけだという。
発電量のシミュレーションがなければ、どうやって太陽光発電装置のコスト回収の目安をつけるのかと畳み掛けると、ここよりも条件が悪い設置場所(長野市)の最近4ヶ月のデータを示して、
「このデータよりは発電するから・・・。」
場所も違えば、屋根の角度、方位もまったく違うのに、そのデータを参考にして200万円もの工事をしませんかと売り込むつもりのようだ。
日本最大の家電量販店の名前を冠した太陽光発電代理店の、お粗末な実態でした。
口八丁で売るだけが使命で、売った後はメーカーにすべて丸投げは家電量販店の販売戦略そのまま。
本当に緻密なデータ取得を目指しているなら協力してもいいかなと思っていたのに、完全に期待を裏切られました。
2008年12月17日
・太陽熱温水器の凍結防止パート2

本体の水抜きはこれで簡単になったんですが、まだ不十分なところを見つけました。
給水管に入ったままの水が凍ってしまうからです。
この管も水抜きできるようにはなっていたんですが、屋外に設置したバルブを閉めなければならなかった。
厳冬期は雪が積もった屋外に出るのがおっくうなので、改良しました。
太陽熱温水器へ給水するバルブと水抜きバルブを、浴室内ですべて操作できるように集約しました。
画像の右側下から給水管が来ているので、右側のバルブを開けると太陽熱温水器へ給水します。
本体にはボールタップがついているので満水になると給水が止まりますが、ボールタップから給水管までは水が入ったままです。
これを抜くには、画像左側のバルブを開けますが、下にバケツを置いておけば水抜きされた水も無駄になりません。
分岐の下にわずかに水が残りますが、浴室内が氷点下になることはないので大丈夫。
お正月などで長期間留守にする際には、屋外の凍結防止栓を閉めれば、ここの水も抜くことができるようになっているから安心です。
この改良で、太陽熱温水器の水をお風呂に入れる一連の動作が、すべて浴室内だけでできるようになりました。
家族には絶賛されました。(この作業は子供と奥さんの役割だからです。)
ちなみに工事費はタダ。
ステンレスの継ぎ手やバルブはかなり高価で、今回使ったバルブ、ニップル、チーズなどで1万円近くしてしまう。
昔の会社勤めで実験に使った廃材をもらってきて、ストックしてあるもので済ませてしまったので費用がかからないんです。
2008年12月16日
・水を制するものは世界を制する

一般にはほとんど知られていませんが、近い将来、水資源の取り扱いが地球規模の課題となる。
すでに、下水道ビジネスでは、欧州企業が世界を席巻しつつあります。
日本企業の水技術は高いものがありますが、日本の水行政が縦割りであるや、水道の事業主体が自治体であることが制約となって、水循環を総合的に取り扱う企業はありません。
水源から取水して、浄水として供給し、排水を下水として回収した後に処理するところまでの水循環をすべて網羅するのは、日本の企業ではできませんでした。
このビジネスにいち早く着目した欧州企業が水メジャーと呼ばれ、各国の水システムに入り込んで影響力を高めています。
水がなくては人は生活できないので、他国の水を押さえてしまうのは外交戦略としても重要です。
資源に乏しい日本としては、資源国に水システムを売り込んで入り込み、弱みを握ってしまうことが国家戦略として練られています。
すでに欧州に先行されてしまい、弱みを握られる立場に立たされたことで、尻に火がついた状態になってしまいました。
水は天から降ってくるものと思い込んでいるとしたら大間違いで、インフラの整備から管理技術にいたるまで、高度な技術に裏づけされた産業に支えられています。
蛇口をひねればきれいな水が出て、排水口から流れ出せばどこかへ消えてなくなる。
一般の生活者の水への認識はこんなものでしょうが、水処理関連事業は2025年には100兆円との試算もある成長市場でもあるのです。
政府主導で経営基盤を強化した仏スエズ、ヴェオリア、英テムズウオーターの3強はいまや世界の上下水道ビジネスの8割を占める。
「水を制するものは世界を制する」
蛇口から出てくる一滴の水が国家安全保障の重要戦略の一翼を担う。
地元の道路建設ばかりに目線が向いている利権政治家では理解できていないと思うので、支援者している皆さんは、しっかり勉強するように働きかけたほうがいいと思うよ。
2008年12月15日
・太陽熱温水器の凍結防止を簡便に

寒冷地である駒ヶ根では、冬季間は太陽熱温水器の内部が凍結する危険があります。
凍結しても直ちに故障するわけではありませんが、装置の寿命は縮まっていると思います。
そこで、冬季は水抜きをすればいいのですが、本体下部の水抜き栓は屋根に上らなければ取り外せないので、面倒だというので放置されることが多いようです。
ここ伊那谷では、一時期大量に設置された太陽熱温水器が不用品となってしまった原因に、水抜きせずに壊れてしまったものが多いと聞いています。
設置した業者のレベルが低いのが一番の原因なんですが、水抜き口から配管をつないで、手元で操作できるようにすればいいことを知らないんです。
寒冷地の太陽熱温水器には、水道の行き管と温水の返り管、それに水抜き管の三本が施工されていなければ、施工業者が無知だと示しているようなものです。
うちの太陽熱温水器も一昨日まではそうしてあったんですが、昨日になって温水の返り管を撤去しました。
水抜き口から給湯するように換えたからです。
この変更によって、給湯すると全量の水が抜けてしまうので水抜きの操作が不要になります。
氷点下まで気温が下がる夜間から早朝は空にしておいて、寒さが和らいだ日中に水を入れます。
本体に水を供給する時の気温に気をつけていれば、凍結する危険はありません。
給湯は始めに低温の水が供給されますが、だんだんと温かくなり、通常のパターンとは逆になります。
全量風呂に入れてしまうので、温かい湯が出てくる順番は関係ない。
給湯器と連結している場合はこの手は使えませんが、風呂の給湯だけに使っている場合は、手間が省かれて凍結防止できるので、とってもいい方法だと思いますよ。
2008年12月14日
・長野県民御用達の浜岡原発が廃炉

安全性を強調してきた中部電力が13日、一転して1、2号機の廃炉を検討していたことを明らかにしました。
地震学が専門の石橋克彦・神戸大名誉教授によると、
老朽化し、既に長く運転が停止している1、2号機は廃炉が当然で、中部電力の検討は遅すぎたと思う。浜岡原発は、マグニチュード8クラスの東海地震の想定震源域の真上にあり、地球上で最も危険な場所にある。新たに6号機を建設するなどとんでもないことで、3、4、5号機と順番に廃炉にしていくのが望ましい。国の原発立地審査指針には「大きな事故の誘因となる事象が過去になく、将来も考えられないこと」とあり、国は6号機の申請は門前払いにすべきだ。廃炉は当然で、新規建設などとんでもないことだと指摘しています。
中部電力から電気を供給されている長野県民は、浜岡原発の存在にもっと敏感になるべきです。
恩恵だけ受けて危険の認識に欠けている。
しかし、東海地震で浜岡原発に被害が生じれば、発生した放射能汚染の影響は、天竜川をさかのぼって伊那谷全域に及ぶ可能性が高い。
中部電力管内では、安い深夜電力を売り文句に、オール電化が流行している。
発電能力の制御が困難な原子力発電の弱点を補うために、余剰となる深夜電力需要を高める経営戦略です。
太陽光発電がセットされたシステムでは、昼間発電能力しか持たない太陽光発電のデメリットを最大限に生かしています。
オール電化住宅を選択した人たちは、好むと好まざるとにかかわらず、原子力発電の存続に大きく寄与してしまっている。
近くに原発がありながら、その存在に無頓着となっている長野県民は、何のためらいも無くオール電化の流行に飛びついてしまう。
オール電化住宅に秘められた環境破壊の危険性に気がつかないまま、電力会社の思惑に乗せられてしまっている。
長野県民の電力を生産している浜岡原発が、耐震性が障害となって廃炉に追い込まれたことは、今後の原発論議に多大な影響を及ぼすことになると思います。
地震に対して十分な安全性が確保できるわけではないことを、電力会社自体が認めたことになるからです。
地震学の専門家が指摘する、「地球上で最も危険な場所にある原発」から電力を得ている長野県民は、手軽なエコで自己満足していられるほどのん気な状況にはないことを自覚するべきだと思います。
2008年12月13日
・かまぼこの鈴廣、金目鯛の炙り飯

行政視察に連れて行ってもらった途中の昼飯で立ち寄りました。
場所は、小田原厚木道路の箱根口の国道一号線沿い。
箱根駅伝の小田原中継所になる場所です。
駅伝の時には、『振る舞いかまぼこ』が提供される、ご当地では有名なお店です。
昼食のメニューは、『金目鯛の炙り飯膳「祭り」』でした。
「お献立」が添えられており、支配人らしき担当者から膳の説明を受けてからいただきました。
お箸も凝っていて、燻り竹の特注品だそうです。
献立の記述にしたがって紹介すると、まずは『紅白かまぼこ』。鈴廣自慢の伝統の味。まずはお味見あれ。
続いて、自家製豆腐。鈴廣がかまぼこづくりに使い続ける名水「箱根百年水」で仕込みます。毎日出来立てです。
鈴廣謹製おでんは、かまぼこ職人の技が活きています。旬の野菜を添えてさっぱりと。おでんの種は一階の売店でもご用意いたしております。
メインは金目鯛の炙り飯。脂ののった金目鯛の切り身を特性のタレに漬け込んで、ジュと炙り焼きに。だし汁で焚いたご飯と相性も絶妙です。
香の物と甘みが添えられた全六品。
1500円としては、見かけは豪華ですが、味はそれなりでした。
ちょっと気になるのが、一階の売店に導こうとする意図が見え見えなところ。
実際、同行された方々の多くがかなりの金額をつぎ込んでいたようです。
私も、食事代金と同額のお土産を買いましたが、皆さんの包みはその数倍の膨らみでしたから。